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トレインスポッティング

c0186202_13473672.jpgスコットランド、エディンバラ。頭が切れて、面白く、病的で、時に無気力な若者、マーク・レントンと彼の仲間たちはヘロイン中毒である。ベグビーはアル中の上に喧嘩中毒。キレると厄介だがドラッグはやらない。シック・ボーイは女たらしで「007」おたくの「ビョーキ野郎」。スパッドは気のいいヘロイン中毒者。レントンがクラブで一目惚れして一夜を過ごしたダイアンは中学生だった。レントンは何度目かのドラッグ断ちの後に、ロンドンで仕事を見つけるが、仲間たちのせいで結局クビになる。そんな時、売人から大量のドラッグをロンドンで売りさばく仕事を持ちかけられて・・・。

友情と裏切り、人生の選択といった普遍的なテーマをクールなユーモアとスタイリッシュな映像で描いている。
「トレインスポッティング」とは、いつもはボーッとしていても、やってきたチャンスは逃さず喰らいつくという意味である。元々は電車おたくの意味で、原作者は、来るあてのない電車を待ち、彷徨っている人々の様子を、ヘロイン中毒者の暗喩として使っている。
誰よりもスマートで、まさに「トレインスポッティング」な奴、レントンを演じたユアン・マクレガーは役作りのために減量し、ドラッグ中毒についてもかなり研究したとのこと。本作での主演で、一躍時代の寵児となり、この後ハリウッドへも進出していく。
レントンの凶暴な友人ベグビーを演じた、ロバート・カーライルの存在感ある怪演も印象的である。

便器の中に吸い込まれるシーンや禁断症状による幻覚などのシュールな映像。個性的なキャラクターひとりひとりを際立たせる演出。疾走感・躍動感を更に加速させる音楽。そして、観る者に爽快な高揚感を与えるエンディング。
ダニー・ボイルの監督2作目は、過去の青春映画のイメージを突き破る、まさに90年代最高の「陽気で悲惨な青春映画」である。
評価:★★★★
トレインスポッティング【廉価2500円版】 [DVD]
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by movie4life | 2009-04-24 00:02 | タ行