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by movie4life
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許されざる者

1880年、ワイオミング。冷酷な殺人鬼として悪名を轟かせたウィリアム・マニーも、今は2人の子供と静かに農場で暮らしていた。そんなマニーの元にスコフィールド・キッドという若いガンマンが、2人のカウボーイに1,000ドルの賞金が懸けられた話を持ち掛けてくる。農場だけでは生活が苦しいマニーは、やむなく11年ぶりに銃を手にする。マニーのかつての相棒ネッド・ローガンを加えた3人は、追跡行に出るのだった。その頃、町では実力者の保安官のリトル・ビル・ダゲットが、やって来る賞金稼ぎを片っ端から叩きのめしていた・・・。

クリント・イーストウッドが自身の「最後の西部劇」と語った、アカデミー賞作品賞・監督賞を受賞した入魂の作品。
本作でアカデミー賞助演男優賞を受賞したジーン・ハックマンは、町の平穏のために暴力と恐怖で人々を牛耳る保安官ダゲットを演じる。ダゲットは、家では大工仕事に精を出す家庭人であり、「善」と「悪」を併せ持つ複雑な役柄を見事に演じている。
一方、イーストウッド演じるマニーは、かつては列車強盗を働き、女子供まで殺した札付きの「悪」である。だが今では、子供を気づかい、女性に優しく、友情に厚い男であり、最後には観る者にカタルシスを与える銃撃シーンを演じる。

この映画には、かつての西部劇のような、単純な「善」と「悪」は存在しない。登場人物1人ひとりの選択を通して、暴力は加害者と被害者の双方に重大な影響を及ぼすという虚しい事実が描かれている。
セルジオ・レオーネとドン・シーゲル両監督に捧げられた、西部劇の名作である。
1993年度 キネマ旬報ベストテン 第1位。
評価:★★★★
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by movie4life | 2009-05-31 00:08 | ヤ行