おすすめ映画のレビュー・批評やランキングを紹介します!!過去に観た映画のレビューも追加していきます。お楽しみに!


by movie4life
カレンダー
S M T W T F S
1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31

バックマン家の人々

家族を顧みなかった父フランクのようにはなるまいと誓う、バックマン家の長男ギルと妻カレンは、息子ケビンの神経症の問題で頭を悩ませていた。
ギルの姉ヘレンは夫と離婚しているが、娘のジュリーはボーイフレンドのトッドとのデートに夢中だし、息子ゲリーは思春期特有の自閉症にかかっていた。
ギルの妹スーザンは、夫ネイサンと、3歳のひとり娘パティの英才教育にヤッキになっていた。
そんなバックマン家のパーティーの日、3年前家出したきり音沙汰のなかった末っ子のラリーが、子供のクールを連れて家に戻ってきた・・・。

バックマン家の4家族が、子供たちの引き起こす問題に驚き、悩み、対処していく姿を、あたたかく、そしてコミカルに描いたハートウォーミングなファミリー・ドラマ。
ギル役のスティーブ・マーティンが、いつものコメディアンとしてのオーバーアクションを抑え、子育てに奮闘する父親を好演している。
ゲリー役をホアキン・フェニックス(この当時はリーフ・フェニックスと名乗っている)が、トッド役をキアヌ・リーヴスが演じており、2人の初々しい演技も見物である。
多くのキャストの中でも、この映画のヘレン役のダイアン・ウィーストの演技は絶品である。子育てに苦悩する母親を、とてもキュートに演じている。

この子のいい父親になるぞ。我が子の産声を初めて聞いたとき、男たちは誰しもそう決意する。だが、それがいかに難しいことかに、その時点で新米パパたちは思い及ばない。そして、子供が20歳になっても30歳になっても、親は親であることをやめるわけにはいかないのだ。
映画鑑賞時には漠然としかわからなかったが、自分が父親になった今は、この言葉の意味が骨身に染みてよくわかる。

ギルの祖母が、「昔、遊園地に行ったとき、みんなメリーゴーランドに乗ったけど、自分だけはローラーコースターに乗った。ローラーコースターはすごく怖かったかど、メリーゴーランドよりずっとおもしろかった。アップ・ダウン、アップ・ダウン・・・。」と語る。人生を表した、素晴らしいセリフである。

この映画のアイデアは、ロン・ハワード監督自身の4人の子供との体験から浮かんだという。
現実的なテーマを、感動的に描いたホーム・ドラマの傑作。鑑賞後に、心がホンワリするおすすめの映画である。
評価:★★★★
c0186202_23161163.jpg
バックマン家の人々 (ユニバーサル・セレクション2008年第9弾) 【初回生産限定】 [DVD]


にほんブログ村 映画ブログ 映画評論・レビューへ 
現在、参加中です!!ぜひ1日1回クリックお願いします。
[PR]
by movie4life | 2009-03-01 00:04 | ハ行