マルコムX
2009年 07月 21日
青年マルコムは、NYハーレムで、街のボス、アーチーの手下となり、悪事のかぎりをつくす。21歳の時に、友人ショーティと窃盗罪で逮捕され、8~10年の懲役を受ける。刑務所の中でイスラム教に改宗した彼は、教養を身に付け、マルコムXと改名する。出所したマルコムは、ブラック・モスリムの指導者イライジャ・ムハマッドのもとで、白人を敵対視する扇動的な運動を展開する。やがて、組織の活動に疑問を感じたマルコムは、組織を脱退。メッカを巡礼したマルコムは、他を否定しない異人種との共存という新しい理念に目覚める。しかし、1965年2月21日、ハーレムのオーデュボン・ボウルルームでの講演中に、ブラック・モスリム組織の一員によって、39歳の若さで射殺されるのだった・・・。
黒人解放運動指導者マルコムXの生涯を、スパイク・リー監督・製作・脚本・出演で描いた渾身の力作。
マルコム役をデンゼル・ワシントンが演じ、マルコムについて調べ尽くしたという非の打ち所のない演技に魅了される。
マルコムの妻ベティ役をアンジェラ・バセットが、アーチー役をデルロイ・リンドーが、ショーティ役をスパイク・リーが演じる。
原作は「ルーツ」の作者として有名なアレックス・ヘイリーがまとめた「マルコムX自伝」。
「非暴力主義」を前提とした公民権運動のリーダー、キング牧師に対し、常に「過激派」「暴力主義者」といったイメージが付きまとうマルコムXの真実の姿と思想に、スパイク・リー監督が迫っている。
マルコムが、「キリストは生誕の土地から考えて、肌が黒かったはずだ。」と発言するシーンがあるが、鑑賞当時「なるほど」と感じたことを覚えている。
評価:★★★★★
マルコムX [DVD]
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黒人解放運動指導者マルコムXの生涯を、スパイク・リー監督・製作・脚本・出演で描いた渾身の力作。
マルコム役をデンゼル・ワシントンが演じ、マルコムについて調べ尽くしたという非の打ち所のない演技に魅了される。
マルコムの妻ベティ役をアンジェラ・バセットが、アーチー役をデルロイ・リンドーが、ショーティ役をスパイク・リーが演じる。
原作は「ルーツ」の作者として有名なアレックス・ヘイリーがまとめた「マルコムX自伝」。
「非暴力主義」を前提とした公民権運動のリーダー、キング牧師に対し、常に「過激派」「暴力主義者」といったイメージが付きまとうマルコムXの真実の姿と思想に、スパイク・リー監督が迫っている。
マルコムが、「キリストは生誕の土地から考えて、肌が黒かったはずだ。」と発言するシーンがあるが、鑑賞当時「なるほど」と感じたことを覚えている。
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by movie4life
| 2009-07-21 00:03
| マ行