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by movie4life
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2009年 04月 08日 ( 1 )

ミラーズ・クロッシング

1929年、アメリカ東部の町。アイルランド系のボス・レオと、イタリア系のボス・キャスパーは、暗黒街に君臨して、お互いに勢力を競っていた。そして、レオとその片腕で博打好きのトムは、厚い友情で結ばれていた。レオの庇護下にあるバーニーの姉ヴァーナは、高級クラブで働くレオの情婦だったが、そんなヴァーナにトムが惚れ、一夜を共にする。やがてその事実がばれ、トムとレオの友情にひびが入る。博打の借金に追われるトムは、キャスパーの下で働くことになり、血なまぐさいギャング戦争の火ぶたが切って落とされる・・・。

トム役のガブリエル・バーンが、抗争を続ける2つのマフィアの間で、したたかに立ち回る男を演じている。常に自分の本音を明かさない、瞳での演技が見事である。
レオ役のアルバート・フィニーが、貫禄たっぷりにタフなマフィアのボスを演じている。蓄音機で「ダニー・ボーイ」を聴かせながら、送られた刺客を、マシンガン片手に打ちのめすシーンは、この映画の見所の一つである。
バーニー役のジョン・タートゥーロの演技が素晴らしく、森の中でトムに命乞いをするシーンは特に印象深い。

男たちの裏切り、陰謀、欲望と愛欲渦巻く人間ドラマを、斬新な映像で描いたギャング映画の傑作。
私は、オープニングでの「ミラーの十字路」で、トムの帽子が風に舞い上がり、森の奥へと運ばれてゆくスタイリッシュな映像から、この作品の魅力に引き込まれてしまった。
コーエン兄弟の映画の中で、私のもっともお気に入りの作品。
1991年度 キネマ旬報ベストテン 第3位。
評価:★★★★★
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by movie4life | 2009-04-08 00:03 | マ行