おすすめ映画のレビュー・批評やランキングを紹介します!!過去に観た映画のレビューも追加していきます。お楽しみに!


by movie4life
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カテゴリ:ア行( 61 )

イースタン・プロミス

ロンドンの病院の産婦人科医アンナのもとに、10代の幼い妊婦が運び込まれる。しかし、出産直後に少女は命を落とし、赤ん坊とロシア語で書かれた日記が残される。日記に記された内容に危険を感じつつも少女の身元を捜すアンナは、あるロシア料理店を訪れる。その店の前で、運転手だというミステリアスな男ニコライと出会うアンナだったが・・・。

出会うはずのなかった男女の交流を通して、ロンドンで暗躍するロシアン・マフィアの犯罪を描いたサスペンス・ドラマ。ロシアの犯罪におけるタトゥーの意味合いなど、細かな設定がリアルで、その場にいるような臨場感がある。
ニコライ役のヴィゴ・モーテンセンは1年近くかけて、役作りのためロシアに何度も足を運んだという。スタイリッシュで孤独感を漂わせた、ダークなロシアン・マフィアを完璧に演じている。サウナで繰り広げられる、壮絶な格闘シーンは必見である。
10数年ぶりに、デビッド・クローネンバーグ監督の映画を観たが、こんなシャープなサスペンス映画を撮るとは思っていなかった。(すみません・・・。)一見の価値あり!
2008年度 キネマ旬報ベストテン 第6位。
評価:★★★★
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by movie4life | 2009-03-15 00:06 | ア行

エム・バタフライ


1964年、北京。文化大革命の前夜。フランス外交官のガリマールは、京劇の舞台女優ソン・リリンと出会い、心を奪われてしまう。しかし、ガリマールは献身的でエキゾチックなこの愛人が、国家機密を狙って彼に近づいた女装のスパイであることに全く気付かず・・・。

1964年の出会いから18年間、性的交渉を持ちながらも、外交官は、愛人が男であることに気付かなかったという、驚くべき「真実の物語」。
この実話を基に、トニー賞に輝く舞台劇を、デヴィッド・クローネンバーグ監督が映画化した作品。
ソン役のジョン・ローンの女装が、どう見ても「男だとわかる」というのが、この作品の致命的な欠点ではないだろうか。
京劇と言えば、「さらば、わが愛/覇王別姫」のレスリー・チャンの美しさをイメージしてしまうためにどうしてもこの作品では、最後まで違和感を感じてしまった。
評価:★★★★★
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by movie4life | 2009-03-15 00:05 | ア行

アポロ13

アポロ11号の月面着陸成功から、9ヵ月後の1970年4月11日。アポロ13号はジム、フレッド、ジャックの3人の宇宙飛行士を乗せて打ち上げられた。しかし、月まであと一歩というところで爆発事故に遭遇し、その影響で宇宙船の酸素の半分が消失、電力供給システムも壊滅的ダメージを受けてしまう。このまま飛行を続ければ地球には戻れないという状況で、NASAはフライト・ディレクターのジーンを中心に、総力を結集して3人の宇宙飛行士の救出にかかる・・・。

月への飛行中に爆発事故を起こしたアポロ13号の救出作戦を、ドラマティックに描いた実話の映画化。
船長のジム役をトム・ハンクスが演じている。ロン・ハワード監督とは「スプラッシュ」以来11年ぶりのコンビとなる。
宇宙飛行士のフレッド役をビル・パクストン、ジャック役をケヴィン・ベーコンが演じている。
打ち上げ直前、風疹の疑いで地上に残される着陸船操縦士ケン役をゲイリー・シニーズが演じている。残された僅かな電力で宇宙船を地球へ帰還させるため、地上でシミュレートを繰り返す役を熱演している。
そして、ジーン役のエド・ハリスの演技が素晴らしい。「どうすれば3人を無事地球に帰還させることができるか」ということに全力を尽くす姿は、あらゆる組織のリーダー像を体現している。技術者たちに船内のありあわせの物で空気清浄機を作らせ、宇宙船に連絡するシーンは、手に汗握る名シーンである。

無重力状態の再現には、NASAの飛行機で放物線飛行を行い、実際の無重力状態の中で撮影された。
キャスト、スタッフ合わせて612回放物線を描き、トータルで3時間54分間の無重力状態での撮影を行ったという。
いかに困難な状況にあっても、人々が英知を結集すれば必ず克服できることを描いた人間ドラマの傑作。
1995年度 キネマ旬報ベストテン 第10位。
評価:★★★★
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by movie4life | 2009-03-01 00:08 | ア行

ウィロー

ノクマアルを支配する悪の女王バヴモルダは、魔術によって世界の大半を手中に収めていた。唯一の気がかりは、かつて自分と争い敗れ去った魔女フィン・ラジェルの「いつの日か、体に“しるし”を持つ子供が生まれ、女王を滅ぼすだろう」という予言だった。折りしも、城中で“しるし”を持つ赤ん坊エローラが生まれ、産婆が秘かに流木の舟に乗せて、川に逃がしてやる。遥か下流のネルウィン谷で、その赤ん坊を見つけたのは、農業と鉱山を営むネルウィン族のウィローだった。彼は魔術師オールドウィンの指示に従い最初に出会った巨人人間に赤ん坊を託すため、仲間たちと旅に出る。そして一行は、宙吊りの檻に囚われた、ダイキニの戦士マッドマーティガンと運命的な出会いをするのだった・・・。

邪悪な女王と、平和を愛するウィローと戦士マッドマーティガンとの対決を描く、ファンタジー・アドベンチャー。
ウィロー役には、身長3フィート4インチのワーウィック・デイヴィスが演じる。近作では、「ハリー・ポッター」シリーズのフリットウィック先生を演じている。
マッドマーティガン役のヴァル・キルマーは、「トップガン」の若手パイロット役で注目を浴び、本作で超大作映画の初主演に抜擢された。迫力あるアクションシーンを堂々と演じている。
悪の女王の娘でありながらマッドマーティガンと恋に落ちるソーシャ姫役をジョアンヌ・ウォーリーが演じている。実生活でもヴァル・キルマーと結婚。以降、芸名をジョアンヌ・ウォーリー=キルマーに改名していたが、1996年に離婚している。

原案・製作総指揮ジョージ・ルーカス、監督ロン・ハワードによるアドベンチャー超大作。
アクションに次ぐアクションで、観る者を飽きさせない展開になっている。
「ロード・オブ・ザ・リング」シリーズ以前に、同じようなコンセプトの作品があったことが面白い。
評価:★★★★★
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by movie4life | 2009-03-01 00:03 | ア行

英国王 給仕人に乾杯!

1963年、チェコスロヴァキアのプラハ。共産主義体制の監獄から、ヤン・ジーチェが出所する。居住許可を貰ったズデーテン地方の山中の廃屋で、ビールのジョッキを発見した彼は、給仕人として生きた自分の人生を振り返る。
1930年頃、駅でソーセージを売るヤンは、ある紳士に払うべきお釣りを渡しそびれる。そして、田舎町のホテルのパブで給仕人見習いから出発し、あの時お釣りを渡しそびれた、ユダヤ系の行商人のヴァルデンの引き立てで、富豪たちの別荘「チホタ荘」で働き始める。ふとしたきっかけで、「チホタ荘」を去ることになったヤンは、プラハ最高の「ホテル・パリ」の給仕に雇われる。そこで、給仕とは何かを神技のように示す給仕長スクシーヴァネクに出会い、「私は英国王に給仕した」と言われたヤンは、彼を尊敬するようになる。
しかし人生はドンデンがえし。
1938年にドイツがズデーテン地方を併合する。と同時に、ヤンは自分より小柄な、それまでチェコでは少数民族のドイツ人だったズデーテンの少女リーザに宿命的な恋をする・・・。

本作品では、20世紀のチェコ現代史が、幸運と不運のドンデンがえしの、ヤンの人生を通して軽やかに描かれていく。愛と死が同居する人生を過ごした、若いヤン役のイヴァン・ヴァルネフの演技は、チャプリンを思わせる。
現実が悲惨であるが故に、より軽やかに、よりユーモアを持って、この作品を描いたイジー・メンツェル監督の手腕は見事である。
評価:★★★★★
>>公式サイト
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by movie4life | 2009-02-23 00:00 | ア行

アルマゲドン

NASAはテキサス州に匹敵する大きさを持つアステロイド(小惑星)が時速35,000キロで地球に接近していることを発見する。このままでは地球が壊滅することは間違いない。衝突を回避するには軌道を変化させるしかないが、そのためには小惑星の240mの地中深くで核爆弾を爆発させる必要があった。NASA総指揮官トルーマンは、世界一の掘削のプロ、ハリー・スタンパーに小惑星上での掘削を依頼する。訓練を終えた彼と7人の仲間は、NASAの操縦士たちとともにスペースシャトルに乗り込んだ。残された時間は、わずか3日しかない・・・。

「ザ・ロック」に続く、ジェリー・ブラッカイマー製作、マイケル・ベイ監督のコンビによるSF映画の超大作。
ハリー役のブルース・ウィリスが、年頃の娘を持つヒーロー役を演じている。
ハリーの愛娘グレース役をリヴ・タイラーが、グレースと恋に落ちるハリーの部下A.J.フロスト役をベン・アフレックが演じている。
トルーマン役のビリー・ボブ・ソーントンが、冷静な指揮官役を演じている。
ハリーの同僚ロックハウンド役のスティーヴ・ブシェミは、本作でも怪演している。この人は何のために宇宙まで行ったんだろう?
そのほか、ピーター・ストーメア、マイケル・クラーク・ダンカン、ピーター・ストーメアら一流の俳優陣が脇を固めている。

無数の隕石群がニューヨークに降り注ぐオープニングから、ベイ監督の作品らしい派手なシーンが続く。
小惑星到着後もピンチの連続なのだが、同時期に公開された「ディープ・インパクト」に比べ、イマイチ本作には緊迫感がない。
それでも、ラストのハリーの男気あふれる決断と、エアロスミスのテーマソングに、いつの間にか感動させられてしまうのが、この映画の不思議な魅力である。
ちなみに、主題歌を歌ったエアロスミスのヴォーカル、スティーブン・タイラーは、リヴ・タイラーの実の父であり、「もう一つの父娘のドラマ」として公開当時話題になった。
評価:★★★★★
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by movie4life | 2009-02-17 00:03 | ア行
1585年、プロテスタント(新教)の女王としてイングランドを治めるエリザベス1世。依然として、女王の周囲にはカトリック(旧教)を信奉する者たちの陰謀が渦巻いていた。中でも、国内ではスコットランド女王メアリーの存在が、国外では欧州全土を手中に収めようとするスペイン国王フェリペ2世が、脅威となっていた。そんなある日、エリザベスの前に、新世界から帰還したばかりの航海士ウォルター・ローリーが現われる。彼女はローリーに惹かれるが、未婚の誓いを貫くため、侍女のベスを彼に近づけるのだった・・・。
エリザベス役のケイト・ブランシェットが、スペインの無敵艦隊を前に、白銀の甲冑をまとい、純白のマントを羽織り、白馬に乗って、長い髪をたなびかせながら、兵たちを鼓舞する姿は最高に美しい。
ただしストーリー的には、イングランドが黄金時代(ゴールデン・エイジ)を迎えるきっかけとなる、無敵艦隊を撃破する描写の盛り上がりが欠けるように感じた。
シェカール・カプール監督作品。
評価:★★★★★
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エリザベス : ゴールデン・エイジ [DVD]

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by movie4life | 2009-02-09 00:00 | ア行

エリザベス

プロテスタント(新教)とカトリック(旧教)の争いが激化する、16世紀のイングランド。エリザベスの義姉メアリー女王は新教派を弾圧、新教派のエリザベスはロンドン塔に幽閉されてしまう。しかし、ほどなくメアリー女王が崩御し、1558年、エリザベスは25歳の若さでイングランド女王に即位する。エリザベスには恋人ロバート・ダドリーがいたが、緊迫した隣国との関係から、フランスのアンジュー公やスペイン王との結婚話が持ち上がる。国内財政は苦しく、スコットランドとの戦争にも敗れたイングランド。エリザベスは新教派のウォルシンガム卿を味方につけ、国を新教に統一することを決定、スコットランド女王メアリーを暗殺する。さらに、旧教の最高権力ローマ法王による謀反計画を知ったエリザベスは、旧教派への粛清を行っていく・・・。
エリザベス役のケイト・ブランシェットの冷たい中に風格を漂わせる熱演が素晴らしい。幽閉されていた少女が、女王として成長していき、ラストでは「ヴァージン・クイーン」として国に生涯を捧げるまでに変貌する姿は見事である。
シェカール・カプール監督作品。
1999年度 キネマ旬報ベストテン 第5位。
評価:★★★★★
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エリザベス [DVD]

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by movie4life | 2009-02-08 00:00 | ア行

エイリアン4

エイリアン・シリーズの第4弾。
前作で、エイリアン・クイーンの幼体を宿したまま、自ら溶鉱炉の中に落ちて死んだリプリー。それから200年後、冥王星近くに停泊する宇宙船オーリガ号で、エイリアンを武器利用しようとするペレズ将軍は、残されたDNAからリプリーのクローンを開発し、彼女の体からエイリアンを摘出する。ペレズたちは密輸船ベティ号が調達してきた人体を使って、エイリアンの繁殖を進めていたのだ。ぺティ号の乗組員コールはリプリーの独房に潜入し、ことの真相を聞かされる。その頃、檻の中で飼育されていた数匹のエイリアンが脱走する。船内はパニックとなり、リプリーは密輸グループとエイリアンに立ち向かうことになる・・・。
クローンのリプリーは、過去の記憶を取り戻すと同時に、エイリアンの凶暴性も持ち合わせており、とにかくパワフルである。(自分の顔に取り付いたフェイスハガーを剥ぎ取ってしまう・・・。)
ジャン=ピエール・ジュネ監督ファンには、独特の映像美と、彼の作品のレギュラーでもあるドミニク・ピノンとロン・パールマンの出演がうれしい。
評価:★★★★★
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by movie4life | 2009-02-04 00:04 | ア行

エイリアン3

エイリアン・シリーズの第3弾。
アチェロンから脱出した救命艇は、突然の事故発生と共に惑星フィオリーナ161に不時着した。不時着から1人生き残ったリプリーは、その星が刑務惑星であることを知る。事故原因を究明しようとするリプリー。しかし、救命艇に潜んでいたフェイスハガーが囚人の飼い犬の体に取り付き、4本足のエイリアンが出現すると、次々と囚人たちに襲いかかる。リプリーを中心に、武器のない囚人たちはエイリアンに戦いを挑んでいく。だがその頃、リプリーは自分の体の異常に気付くのだった・・・。
4本足のエイリアンは、従来よりスピード感があって迫力があるが、ほとんどの出演者が囚人役で頭髪を剃っているため、1人ひとりのキャラクターが立っていない。また前作において、リプリーがあれほどの死闘で命を守ったニュートとヒックスを、いきなり殺してしまう展開は如何なものかと感じる。度重なる脚本の書き換えと、監督交替劇(レニー・ハーリン⇒ビンセント・ウォード⇒デビッド・フィンチャー)の影響が、作品に表れてしまったというのが感想である。
デビッド・フィンチャー監督作品。
評価:★★★★★
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エイリアン3 [DVD]

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by movie4life | 2009-02-04 00:03 | ア行