おすすめ映画のレビュー・批評やランキングを紹介します!!過去に観た映画のレビューも追加していきます。お楽しみに!


by movie4life
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カテゴリ:マ行( 34 )

ロサンゼルスの寂れたボクシングジムを営む老トレーナー、フランキー。その指導力には疑いのない彼だったが、選手を大切に育てるあまり、タイトルマッチ直前に唯一の金の卵であった選手がよそのジムに移籍してしまい、意気消沈していた。そんなある日、31歳になる女性マギーがジムの門を叩く。13歳の時からウェイトレスで生計を立てるなど、不遇な人生を送ってきた彼女は、自分のボクシングの才能に最後の望みを託したのだった。「女性ボクサーは取らない」と主張して、すげなく追い返すフランキーだったが、それでも諦めずにマギーは、毎日ジムに通い、ひとり黙々と練習を続けるのだった。フランキーの旧友スクラップは、そんなマギーの素質と根性を見抜き、目をかけるようになり、やがてフランキーもトレーナーを引き受けるのだった・・・。

ボクシングの世界に生きる、男女の悲愴な人生を描き、アカデミー賞作品賞、監督賞など主要4部門を受賞したクリント・イーストウッド監督作品。
フランキー役のイーストウッドは、娘とも音信不通になっている、ボクシングしか取り得のない、不器用な男を演じている。
マギー役のヒラリー・スワンクは、本作でアカデミー賞主演女優賞を受賞している。家族の愛に恵まれずボクシングを生きがいに懸命に生きるマギー。その彼女が、物語の後半でたどる運命は、あまりにも過酷である。
スクラップ役のモーガン・フリーマンは、本作でアカデミー賞助演男優賞を受賞している。2人を温かく見守り、時には適切なアドバイスを送る男を、あくまでも穏やかに演じている。

最後のフランキーとマギーの選択については、軽々しく意見を述べることは控えたい。
ただ、あの瞬間の2人の間には、何人たりとも否定できない崇高な愛があったと思う。
2005年度 キネマ旬報ベストテン 第1位。
評価:★★★★
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by movie4life | 2009-05-31 00:15 | マ行

ミスティック・リバー

ボストンのイーストバッキンガム地区。ジミー、デイブ、ショーンの3人は、少年時代を共に過ごした幼なじみだった。ある日、いつものように3人が路上で遊んでいると、警官を装った誘拐犯が現れ、デイブだけを連れ去り、監禁し陵辱する。数日後、デイブは無事保護されるが、それ以来3人が会うことはなくなった。
それから25年後、ジミーは一度は犯罪社会に身を置いたが今は雑貨店経営者に、デイブは平凡な家庭人に、ショーンは刑事になっていた。そんなある日、ジミーの19歳になる娘が死体で発見される。捜査にはショーンと、相棒のホワイティーがあたることとなり、一方、ジミーは犯人への激しい怒りを募らせていった。やがて、捜査線上で容疑者として浮かび上がってきたのは、デイブだった・・・。

人気作家デニス・ルヘインのベストセラー小説を、クリント・イーストウッド監督が映画化した、重厚なミステリー・ドラマ。
ジミー役のショーン・ペンは、本作でアカデミー賞主演男優賞を受賞している。娘を失った悲しみから、狂気を暴走させていく父親役を、鬼気迫る演技で熱演している。
デイブ役のティム・ロビンスは、本作でアカデミー賞助演男優賞を受賞している。痛ましいトラウマを抱え続け、それが悲劇へと繋がって行く男を演じる。
ショーン役のケヴィン・ベーコンは、少年時代の友人2人の間で、真相を追究していく刑事役を好演している。
ジミーの妻アナベス役のローラ・リニーの夫を信じ正当化する妻と、デイブの妻セレステ役のマーシャ・ゲイ・ハーデンの夫を信じきれなかった妻の対比が素晴らしい。

暴力の連鎖が生む不条理も、人間の心の闇も、全てを川の底に沈めて、「ミスティック・リバー」は今日も流れていく。どうしようもなく絶望的な、悲しみを湛えた名作である。
2004年度 キネマ旬報ベストテン 第1位。
評価:★★★★
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by movie4life | 2009-05-31 00:14 | マ行

真夜中のサバナ

ジョージア州サバナ。ジャーナリストのジョン・ケルソーは、豪邸に住む骨董商ジム・ウィリアムズが、毎年開くクリスマス・パーティの取材のため、当地を訪問する。ところがその晩、屋敷に出入りしていた青年ビリー・ハンソンが銃殺され、ジムが殺人容疑で逮捕されてしまう。そしてジョンは、皆どこか変わっているサバナの住人たちに、強い興味を覚え始めていた・・・。

クリント・イーストウッド監督が、「北米一美しい町」といわれるサバナで、実際にあった殺人事件とその裁判の様子を描いたサスペンス。
ジョン役のジョン・キューザック、ジム役のケヴィン・スペイシー、そしてビリー役には「リプリー」でブレイクする前のジュード・ロウが出演している。
この映画の原作出版後、美しい観光地だった町は、「ミステリアスな場所」として知られるようになる。「ハエを頭に飼っている元科学者」「いくども中絶費用をせしめているドラッグ・クイーン」「人の家の窓を金槌で割って歩くおばあさん」「首輪だけの見えない犬を散歩させる老人」など、これらの不思議な人々が、すべて実在の人物であるという。
イーストウッドは、本物のジムの家で撮影を行い、原作にも登場したサバナの住民本人たちを映画に出演させることで作品にリアリティを与えている。中でも実在のドラッグ・クイーン、ザ・レディ・シャブリは強烈な印象を残す。
美しくも妖しい町で、実際に起こった物語の映画化である。
評価:★★★★★
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by movie4life | 2009-05-31 00:12 | マ行

目撃

ヴァージニア州の高級住宅地。超一流の大泥棒ルーサーが、大統領の後援者であるサリヴァンの邸宅に忍び込む。一家は休暇旅行中のはずが、夫人のクリスティが大統領のリッチモンドを伴って帰宅する。酔った勢いで暴力を振るうリッチモンドに、クリスティがナイフで反撃。飛び込んだシークレット・サービスのバートンとコリンが、彼女を射殺する。駆けつけた大統領補佐官のグロリアは、2人に現場の証拠隠滅を命じ、事件のもみ消しを図るが・・・。

クリント・イーストウッド監督・主演のサスペンス・ドラマ。
ルーサー役のイーストウッドは、大統領の偽善者ぶりに業を煮やし、孤独な戦いに身を投じていく。変装の達人の役だが、どこから見てもイーストウッドなのはご愛嬌。
リッチモンド大統領役にジーン・ハックマン、ルーサーを追う刑事フランク役にエド・ハリス、ルーサーの娘ケイト役にローラ・リニー、バートン役にスコット・グレン、グロリア役にジュディ・デイヴィスと一流の俳優陣が脇を固めている。
ルーサーと娘ケイトの親子愛を絡めながら、軽快なストーリー展開で、気軽に最後まで楽しめる作品。
評価:★★★★★
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by movie4life | 2009-05-31 00:11 | マ行

マディソン郡の橋

c0186202_12321253.jpg1989年冬、アイオワ州マディソン郡。フランチェスカ・ジョンソンの葬儀集まった長男のマイケルと妹のキャロリンは、母の遺書に「死んだら火葬にして、その灰をローズマン橋から撒いて欲しい」とあるのに当惑する。2人は彼らに当てた母の手紙と日記を読み始める。
1965年秋。農場主の妻フランチェスカは、平凡な主婦として穏やかな毎日を送っていた。そんなある日、夫のリチャードが2人の子供を連れて遠方へ出掛け、彼女は4日間、家で1人で過ごすことになる。そんな彼女の前に、ある男が道を尋ねてくる。男の名はロバート・キンケイド。旅のカメラマンで、この近くの屋根のある橋ローズマン橋を撮影に来たが道に迷ったという。橋までの道案内に車に同乗したフランチェスカ。それは2人にとって、永遠に心に残る4日間の始まりであった・・・。

ロバート・ジェームズ・ウォラーの世界的な大ベストセラーとなった同名小説を、クリント・イーストウッドが製作・監督・主演を務めて映画化。
フランチェスカ役のメリル・ストリープは、一生に一度の恋に落ち、誰にも止められないほどの感情を味わいながら、今の生活への責任から、別れを選択する女を演じている。
ロバート役のイーストウッドは、自由人でありながら、繊細でナイーブな男を見事に演じている。
本作のロケーションは全て小説に描かれたマディソン郡の実在の場所で行われており、美しい風景が胸にしみる。

鑑賞当時、20代前半で未婚だった私には、当時60歳を過ぎていたイーストウッドと、演技過剰気味のメリル・ストリープに、全く感情移入できなかった。
しかし、夫のリチャードと同じような境遇になった今なら、違った観方ができそうな気がする。その時はぜひ妻と一緒に鑑賞したいと思う。
1995年度 キネマ旬報ベストテン 第3位。
評価:★★★★★
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by movie4life | 2009-05-31 00:10 | マ行

マッハ!

タイの敬虔な仏教徒たちが暮らすノンプラドゥ村から、ある日、村の信仰の象徴である仏像「オンバク」の首が盗まれてしまう。犯人は、バンコクの密輸団の一員となった、この村出身のドンと判明。悲嘆に暮れる村人たちを見て、ムエタイの奥義を極めた孤児のティンが、「オンバク」の首を取り戻すため、単身バンコクへと向かうのだった・・・。

CG、ワイヤーアクション、スタントマン、早回しの使用を禁止し、本物のファイトを見せるムエタイ・アクション映画。
ティン役のトニー・ジャーは、10歳からムエタイとスタントを学び、武術を取得したという。
走りながら車の下をスライディングするシーンや、有刺鉄線の輪の中を飛び抜けるシーンなど、人間離れしたアクションシーンの連続である。なかでも一番驚いたのが、火の付いた脚による飛び膝蹴り・・・。あまりにも無謀なこのシーンには、凄すぎて言葉を失ってしまった。

立ち技最強と言われる「ムエタイ」の華麗な技の数々を存分に堪能できる本作。この映画を観てしまうとほかのアクション映画は陳腐に感じて、観れなくなってしまうかもしれない!
プラッチャヤー・ピンゲーオ監督作品。
評価:★★★★
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by movie4life | 2009-05-30 00:01 | マ行

ミュリエルの結婚

海辺の田舎町。ミュリエルは、町の有力者を父に持ちながら、高校中退で失業中。何をやってもうまくいかず、トロいうえにスタイルは悪いし、友達からは仲間はずれにされる存在だった。そんな彼女だが結婚願望だけは強かった。ふとしたことから旅に出たミュリエルは、高校時代の同級生だったロンダと再開。すっかり意気投合して、ロンダと2人でシドニーで暮らすことになったミュリエルは、マリエルと名前を変え、新しい自分に生まれ変わろうとする・・・。

理想の結婚を目指して、奮闘する女の子を描いたコメディ映画。
ミュリエル役のトニ・コレットは、本作のために体重を20キロも増やして熱演。クランクアップ後は、4ヵ月で元の体重に戻したというのだから、その役者魂には驚いてしまう。
ロンダ役のレイチェル・グリフィスが、常に前向きで独立心が強く、自立した女性を好演しており、ミュリエルと同じぐらい印象に残った。

結婚を夢見る女の子を描いた本作は、悲惨なエピソードも多く、決して単なるコメディ映画ではない。
にもかかわらず、鑑賞後に爽やかな気持ちになれるのは、ラストのミュリエルとロンダの新しい門出が、清々しいからだろう。
全編が、ABBAの軽妙な音楽で彩られた本作。鑑賞後には、ABBAのアルバム「アバ・ゴールド」を思わず買ってしまった。
P・J・ホーガン監督作品。
評価:★★★★
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ミュリエルの結婚〈デジタル・リマスター版〉 [DVD]

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by movie4life | 2009-05-29 00:01 | マ行

M:I-2

ミッション:インポッシブル・シリーズの第2弾。
休暇中のIMFのイーサン・ハントの元に、司令官スワンベックから新たな指令が入る。今回のミッションは元IMFメンバーのアンブローズが奪った、30時間で人間を殺す殺人ウィルス「キメラ」と解毒剤「ベレロフォーン」を奪還すること、そしてミッションのために女泥棒ナイアをメンバーへ引き入れるという内容だった。スペインへ飛んだイーサンは、ナイアと接触するが、美しき彼女と恋におちてしまう。実はナイアはアンブローズの元恋人で、彼女の使命は再び彼に接近し、計画の全貌を探り出すことにあった。イーサンは、前回のミッションで共に戦ったルーサーと、新メンバーのビリーをエージェントに加えて、ナイアをアンブローズの元へ送り込む・・・。

本作のオープニングは、ロッククライミング中のイーサンに、ヘリコプターからサングラスが落とされ、新たな指令が伝えられる。冒頭のこのシーンから見応えたっぷりで、一瞬たりとも目が離せない。
白い鳩が羽ばたき、イーサンが2丁拳銃を手に舞い、激しいバイク・アクションを繰り広げる。
前作とは違う、ジョン・ウー監督演出のアクション・シーンが、やっぱり私は好きだ。
イーサン役のトム・クルーズは、前作より長髪になり格好いい。また、ジョン・ウー監督ならでの演出を楽しんで演技しているように感じられた。
評価:★★★★
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M:I-2(ミッション:インポッシブル2)


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by movie4life | 2009-05-01 00:07 | マ行

ミルク

1972年、ニューヨーク。金融業界で働いていたハーヴィー・ミルクは、20歳年下のスコットと出会い恋に落ちる。2人は新天地を求めてサンフランシスコに移り住み、カストロ地区と呼ばれる地域で小さなカメラ店を開く。やがてそこは同性愛者やヒッピーたちのよりどころとなり、ミルクたちは彼らを快く思わない保守派に対抗して新しい商工会を結成する。社会的弱者のために積極的に活動するようになった彼は、次第に政治に目覚めていき、ついにはサンフランシスコの市政執行委員に立候補する・・・。

同性愛者であることを公表し、あらゆるマイノリティの社会的地位向上のために、米国史上初めて公職に就いた政治家ハーヴィー・ミルクの半生を描いた伝記ドラマ。
アカデミー賞主演男優賞を受賞したミルク役のショーン・ペンが、「ハーヴィー・ミルク」自身の癖や声を完全にマスターし、同性愛者になりきって演じている。
スコット役のジェームズ・フランコは、ミルクを愛して、嫉妬して、そして別れても見守り続けるという複雑な役を熱演している。「スパイダーマン」シリーズでしか知らなかった彼の役者としての別の一面を再確認することができた。
ダン・ホワイト役のジョシュ・ブローリンが、同じ市政執行委員で脚光を浴びるミルクに対して、敬虔なキリスト教徒であり、ミルクと常に対峙しながら選挙区民との間で板挟みとなり、ストレスを蓄積させていく男を演じている。本作とは直接関係ないが、「ノーカントリー」への出演など、最近活躍著しい彼のデビュー作が、スティーヴン・スピルバーグ製作総指揮の「グーニーズ」の子役の1人だったことを知って驚いてしまった。

ミルクが過ごした濃密な8年間を、ガス・ヴァン・サント監督が、当時の映像も交えながら丁寧に描いた作品である。
しかし私が鑑賞してイマイチ感動できなかったのは、本作のエンドクレジットでも謝辞が述べられている1984年度アカデミー賞長編ドキュメンタリー賞受賞のロバート・エプスタイン監督の「ハーヴェイ・ミルク」の存在である。時おり挿入される当時の映像も、この優れたドキュメンタリー映画を観ているので、本作自体を「ドキュメンタリー風の」中途半端な映画に感じてしまった。特に、クライマックスのキャンドル・ライトのマーチも、本物が持つ映像のパワーには遠く及ばないと強く感じた。

とはいえ、本作ではあまり知られていないミルクの政治活動以外のプライベート(ミルクの40歳の誕生日を祝うシーンがあるが、スコットと出会ったのは1970年だったのだろうか?それとも、このシーン自体フィクションなのだろうか?)について赤裸々に描かれていること、同性愛者の教職員を解雇できる法律「提案6号」のエピソードが、昨年投票にかけられた同性婚禁止の法律「提案8号」に重なって見えること、またアメリカ初の黒人大統領が選ばれたことなど、もう1度「ハーヴィー・ミルク」という偉大な人物について、振り返ってみるには相応しいタイミングだったように思う。

「ハーヴェイ・ミルク」というドキュメンタリー映画を観ていなければ、この映画に対する私の印象も、全く違うものになっていただろう。俳優たちの熱演が素晴らしいだけに、ドキュメンタリー・タッチではない、違った切り口での映画が観たかった。
評価:★★★★★
>>公式サイト
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by movie4life | 2009-04-25 00:06 | マ行
ポートランドの街角に立ち、男性に体を売って暮らしている青年マイク。彼は、緊張すると眠ってしまうという、重症のナルコレプシー病でもあった。自分を捨てた行方不明の母親を捜すため、市長の息子で、同じく男娼のスコットと共に、バイクで兄リチャードが暮らす故郷アイダホへと向かう。手がかりを追ってスネーク・リバー、そしてイタリアまで旅する2人。しかし2人はイタリアで、お互いの進むべき道の決定的な違いを思い知らされる・・・。

マイク役のリヴァー・フェニックスが、繊細さや、ナイーブさ、孤独感を全身で表現している。この作品で、リヴァー・フェニックスは永遠の輝きを手に入れた。
同性愛、近親相姦といったショッキングな内容をバックグラウンドにしながら、「家への回帰」を詩的な映像で描いたロード・ムービーの傑作。
ガス・ヴァン・サント監督作品。
評価:★★★★
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マイ・プライベート・アイダホ デジタルリマスター版2枚組【初回限定生産 メモリアル・フォト集付】 [DVD](実際のDVDと、上記の画像とは異なる場合があります。)

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by movie4life | 2009-04-25 00:01 | マ行