おすすめ映画のレビュー・批評やランキングを紹介します!!過去に観た映画のレビューも追加していきます。お楽しみに!


by movie4life
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カテゴリ:マ行( 34 )

1952年、アルゼンチンのブエノスアイレス。23歳の医学生エルネストは、友人アルベルトと共に、1台の中古バイクでベネズエラのカラカスを目指し、南米大陸縦断12,000キロの旅に出る。バイクの故障や金欠などの出来事にみまわれつつ、移民労働者やハンセン病患者との出会いなど、南米社会の厳しい現実を知ることで、2人の物の見方は確実に変わり始めていた・・・。

後の革命家チェ・ゲバラの生涯に影響を及ぼした旅を描くロード・ムービー作品。
アンデスの雪山やマチュピチュ遺跡の美しさが印象的。
ちなみに、アルベルト役のロドリコ・デ・ラ・セルナは、ゲバラの実の「はとこ」。
ウォルター・サレス監督作品。
2004年度 キネマ旬報ベストテン 第7位。
評価:★★★★★
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by movie4life | 2009-04-12 00:01 | マ行

未来は今

ニューヨーク、雪の降りしきる1958年の大晦日の夜。ハッドサッカー産業の44階の外壁から、今にも身を投げ出さんとしている男、ノーヴィル・バーンズがいた。
時は遡り、彼が田舎からこの街にやって来て、ハッドサッカー産業の郵便室に入社したその日に、社長が飛び降り自殺をする。会社の乗っ取りを企てる重役マスバーガーは、入社したばかりのノーヴィルを社長の座に据えて、自分の思い通りに操ろうと考える。ところが、ノーヴィルが出したアイデアで、思いがけず大ヒット商品が生まれてしまい・・・。

ノーヴィル役のティム・ロビンスが、誠実だが、ちょっとお間抜けなキャラクターを好演している。
ノーヴィルに秘書として近づく敏腕新聞記者エイミー役を、ジェニファー・ジェイソン・リーが演じる。本作での彼女の早口の演技は、1940年代のキャサリン・ヘップバーンの演技を思い出させる。
マスバーガー役のポール・ニューマンは、いぶし銀の演技で初の悪役に挑戦している。

フランク・キャプラ、ハワード・ホークス、プレストン・スタージェスら、往年のハリウッドの名匠監督たちを彷彿とさせる、スクリューボール・コメディ風の世界に、コーエン兄弟らしいブラックなスパイスを効かせた作品となっている。
評価:★★★★★
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by movie4life | 2009-04-10 00:05 | マ行

ミラーズ・クロッシング

1929年、アメリカ東部の町。アイルランド系のボス・レオと、イタリア系のボス・キャスパーは、暗黒街に君臨して、お互いに勢力を競っていた。そして、レオとその片腕で博打好きのトムは、厚い友情で結ばれていた。レオの庇護下にあるバーニーの姉ヴァーナは、高級クラブで働くレオの情婦だったが、そんなヴァーナにトムが惚れ、一夜を共にする。やがてその事実がばれ、トムとレオの友情にひびが入る。博打の借金に追われるトムは、キャスパーの下で働くことになり、血なまぐさいギャング戦争の火ぶたが切って落とされる・・・。

トム役のガブリエル・バーンが、抗争を続ける2つのマフィアの間で、したたかに立ち回る男を演じている。常に自分の本音を明かさない、瞳での演技が見事である。
レオ役のアルバート・フィニーが、貫禄たっぷりにタフなマフィアのボスを演じている。蓄音機で「ダニー・ボーイ」を聴かせながら、送られた刺客を、マシンガン片手に打ちのめすシーンは、この映画の見所の一つである。
バーニー役のジョン・タートゥーロの演技が素晴らしく、森の中でトムに命乞いをするシーンは特に印象深い。

男たちの裏切り、陰謀、欲望と愛欲渦巻く人間ドラマを、斬新な映像で描いたギャング映画の傑作。
私は、オープニングでの「ミラーの十字路」で、トムの帽子が風に舞い上がり、森の奥へと運ばれてゆくスタイリッシュな映像から、この作品の魅力に引き込まれてしまった。
コーエン兄弟の映画の中で、私のもっともお気に入りの作品。
1991年度 キネマ旬報ベストテン 第3位。
評価:★★★★★
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by movie4life | 2009-04-08 00:03 | マ行

緑の光線

c0186202_1023313.jpgエリック・ロメール監督の「喜劇と格言劇」シリーズの第5作。
夏のパリ。オフィスで秘書をしているデルフィーヌに、7月に入って間もない頃、ギリシア行きのバカンスを約束していた女友達から、急にキャンセルの電話が入り、夏のバカンスを1人で過ごすことになってしまう。女友達の1人が彼女をシェルブールに誘ってくれるが、シェルブールでは独り、海を見つめているばかり。太陽はまぶしく海は澄み渡っているが、デルフィーヌの心は晴れない。恋に恋する彼女の理想は高く、昔からの男友達も、新たに現われた男性もなんとなく拒んでしまう。題名の「緑の光線」とは日没の際、一瞬見えると言われる光のこと。それを見た者は幸福を得られると言われており、主人公は愛する人と共にその光を見るのを夢見ているのだが・・・。

夏のバカンスを1人で過ごすことになった彼女の寂りょう感が、海や山をさすらう姿を通じて切々と迫ってくる。
初めて駅で出会った青年と意気投合して、自分から散歩に誘う彼女。海辺を歩く2人の前に、太陽が沈む瞬間、緑の光線が放たれるラストは最高!
ちなみに本作のことわざは、「ああ、心という心の燃えるときよ来い」とのこと。
評価:★★★★
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by movie4life | 2009-04-04 00:07 | マ行

満月の夜

c0186202_22361544.jpgエリック・ロメール監督の「喜劇と格言劇」シリーズの第4作。
真冬のパリ。恋多き女室内装飾家ルイーズは、郊外で真面目なレミと暮らしていたが、束縛を嫌う彼女はパリに自分だけの部屋を持つ。ある晩、既婚のボーイフレンドのオクターブと出かけた、とあるパーティでバスチアンという美青年と知り合う。2人はルイーズの部屋でベッドを共にするが、さすがに後ろめたい気持ちになって、まだ暗いうちにこっそりと彼女は部屋を抜け出す。彼女は朝一番の電車でレミの元に帰るが、レミの姿はなく、しばらくして帰ってきたレミから意外な告白をされるのだった・・・。

本作公開後2ヵ月して急逝したルイーズ役のパスカル・オジェが、知的なブルジョワ女性を演じきっている。インテリアデザイナー役で登場している彼女だが、グレーがかった色彩がとてもシックなアパートの装飾も、彼女自身が担当したらしい。洗練されたセリフの数々がパリの空気を醸し出している。
ちなみに本作のことわざは、「二人の妻を持つ者は心をなくし、二つの家を持つ者は分別をなくす」とのこと。
評価:★★★★★
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by movie4life | 2009-04-04 00:06 | マ行

モード家の一夜

エリック・ロメールが1960年~1970年代にかけて監督した「六つの教訓話」シリーズの第3作。
クリスマスも間近な、ある日曜日、主人公の「私」は、教会のミサで見かけたフランソワーズの祈りを捧げる姿に心を奪われ、彼女こそ自分の妻になる女だと確信する。そんな「私」は、14年ぶりに再会した旧友に誘われ、離婚経験のある女医のモードの家を訪れる。3人の会話は深夜まで弾むが、雪が降り出すと、旧友は「私」を残して先に帰ってしまう。モードと2人きりになった「私」は・・・。

敬虔なカトリック教徒である「私」役のジャン=ルイ・トランティニャンが、無神論者のモードの魅力に惑わされる優柔不断な男を演じており可笑しい。
数年後、妻となったフランソワーズと子供を連れた「私」は、避暑地の海岸で偶然にもモードと再会するが、 フランソワーズとモードの、意外な関係が明らかになるラストもまた素晴らしい。
ウィットに富んだ会話と美しい白黒の映像が印象的な作品。
評価:★★★★
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エリック・ロメール・コレクション モード家の一夜 [DVD]

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by movie4life | 2009-04-04 00:01 | マ行

マイアミ・ラプソディー

若きコピーライターのグウィンは、動物園で働く優しい青年マットと婚約中。2人は結婚して、尊敬する両親のような夫婦になりたいと思っていたが、ある時、両親が2人とも浮気をしているという衝撃的な事実を知ってしまう。そればかりか、グウィンの兄や新婚の妹の浮気も次々と露呈される。結婚への不安が隠せない2人の間は次第にギクシャクし始めて・・・。

主演のグウィン役は、TVドラマ「セックス・アンド・ザ・シティ」でブレイクする前の、サラ・ジェシカ・パーカーが演じている。
祖母の看護人であり母の浮気相手でもあるアントニオ役は、スペインからハリウッドに進出して、「デスペラード」で人気者になる前のアントニオ・バンデラスが演じている。
マイアミを舞台に、結婚を巡るさまざまな悲喜劇を描く、デヴィッド・フランケルの初監督作品。
ライト・コメディとして気軽に観れる1本。
評価:★★★★★
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by movie4life | 2009-04-02 00:01 | マ行
ミッション:インポッシブル・シリーズの第1弾。
謎のスパイ組織IMFのリーダー、ジム・フェルプスに、CIAの機密文書を盗んだプラハの米大使館員とその買い手を逮捕せよとの指令が入る。しかし任務は失敗に終わり、ジムを含む5人の仲間が殺されてしまう。生き残ったイーサン・ハントはCIAのキトリッジに会い、今回の任務がIMF内の裏切り者を暴くために仕組まれたものだったと聞かされる。イーサンは、キトリッジに裏切り者と見なされ、その場から逃走。自らの無実を証明するために、生き残ったジムの妻クレアと元IMFのクリーガー、ルーサーを仲間にする。そして、CIA本部から機密文書を盗み出し、本物の裏切り者を誘い出す計画を立てるのだった・・・。

イーサン役のトム・クルーズは、本作で初めて、かなり体を張ったハードなアクションに挑戦している。
フランス映画出身の、クレア役のエマニュエル・ベアールとクリーガー役のジャン・レノは、ハリウッド映画ながら好演している。
また、ラロ・シフリン作のTV版「スパイ大作戦」のテーマ曲を、U2のラリー・ミューレンとアダム・クレイトンがアレンジしていて、かなり格好いい。
ただ、作品としては、物語が二転三転する面白みはあるものの、最後の黒幕があの人物というのはTV版ファンには納得がいかないと思う。TV版の映画化ではなく、トム・クルーズの映画になっているということだろう。
ブライアン・デ・パルマ監督作品。
評価:★★★★★
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ミッション:インポッシブル

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by movie4life | 2009-03-29 00:01 | マ行

身代金

c0186202_13485970.jpgニューヨーク。わずか10年の間に全米で5指に入るまでに急成長した航空会社の社長トム・ミューレンは、美しい妻ケイトと9歳の息子ショーンに囲まれて暮らしていた。そんなある日、ショーンが誘拐され身代金200万ドルを要求される。48時間後、再び犯人から連絡が入るが、FBIのミスで金の受け渡しに失敗し、手がかりを失ってしまう。FBIに見切りをつけたトムは、テレビの生放送を通じ「身代金の200万ドルは犯人を捕まえた者への賞金にする」と発表。犯人に宣戦布告するのだった・・・。

1956年の「誘拐」を現代風にアレンジした、ロン・ハワード監督のサスペンス巨編。
トム役のメル・ギブソンが、息子を取り戻すために敢然と闘う父親役を演じている。
ケイト役のレネ・ルッソは、「リーサル・ウェポン」シリーズでメル・ギブソンとは共演済み。息子の身を案じる母親役を熱演している。
ショーン役は、俳優ニック・ノルティの息子ブローリー・ノルティが演じている。
FBI捜査官ロニー役のデルロイ・リンドーをはじめ、ゲイリー・シニーズ、リリ・テイラーが脇を固めている。

前半のトムと犯人の緊迫感溢れる駆け引きは見応え十分。特に、身代金受け渡しの一連のシーンは、犯人一味の緻密さがうかがえて素晴らしい。また、犯人との「取引」に長けた「被害者」という設定も、新鮮で面白い。
ただ、後半の真犯人との直接対決で、メル・ギブソンが「リーサル・ウェポン」化してしまうのは残念。
評価:★★★★★
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by movie4life | 2009-03-01 00:09 | マ行

ムーラン・ルージュ

1899年、パリの魅惑的なナイトクラブ、ムーラン・ルージュ。パリに来たばかりの作家クリスチャンは、ひょんなことからショーの台本を担当することになる。一方、このクラブの花形スターであり、高級娼婦でもあるサティーンは、女優になるためパトロンを探していた。そんな時、オーナーのジドラーからウースター公爵を紹介される。しかし、ジドラーから言われて客先を覗いたサティーンは、クリスチャンを公爵と勘違いしてしまい、それがきっかけで2人は恋に落ちてしまう・・・。

バズ・ラーマン監督が豪華絢爛に描くミュージカル大作。劇中では、「サウンド・オブ・ミュージック」からビートルズ、エルトン・ジョン、マドンナといった20世紀を代表する曲が、ふんだんに使用されている。
主役のニコール・キッドマンとユアン・マクレガーの意外な歌唱力にも驚かされる。
脇役のキャラクターが濃いのも、いかにもバズ・ラーマン監督作品らしくて楽しい。
評価:★★★★★
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by movie4life | 2009-02-26 00:03 | マ行