おすすめ映画のレビュー・批評やランキングを紹介します!!過去に観た映画のレビューも追加していきます。お楽しみに!


by movie4life
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<   2009年 02月 ( 29 )   > この月の画像一覧

ソウ

ソウ・シリーズの第1弾。
老朽化したバスルームで目覚めた2人の男、ゴードンとアダム。それぞれ対角線上の壁に、足首を鎖で繋がれ、2人の間には自殺死体があるのだった。犯人から与えられたテープレコーダーより、「6時までに目の前の男を殺すか、2人とも死ぬかだ。」というメッセージが告げられる。犯人が残したヒントを元に部屋からは、いくつかのアイテムが見つかる。その中には、2本のノコギリが・・・。
回想シーンを織り交ぜながら、2人の意外な関係が明らかになっていき、そして驚愕の結末を迎える。
この作品のクライマックスは、誰にも予想できない!
ジェームズ・ワン監督作品。
評価:★★★★★
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by movie4life | 2009-02-27 00:00 | サ行

ムーラン・ルージュ

1899年、パリの魅惑的なナイトクラブ、ムーラン・ルージュ。パリに来たばかりの作家クリスチャンは、ひょんなことからショーの台本を担当することになる。一方、このクラブの花形スターであり、高級娼婦でもあるサティーンは、女優になるためパトロンを探していた。そんな時、オーナーのジドラーからウースター公爵を紹介される。しかし、ジドラーから言われて客先を覗いたサティーンは、クリスチャンを公爵と勘違いしてしまい、それがきっかけで2人は恋に落ちてしまう・・・。

バズ・ラーマン監督が豪華絢爛に描くミュージカル大作。劇中では、「サウンド・オブ・ミュージック」からビートルズ、エルトン・ジョン、マドンナといった20世紀を代表する曲が、ふんだんに使用されている。
主役のニコール・キッドマンとユアン・マクレガーの意外な歌唱力にも驚かされる。
脇役のキャラクターが濃いのも、いかにもバズ・ラーマン監督作品らしくて楽しい。
評価:★★★★★
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by movie4life | 2009-02-26 00:03 | マ行

ロミオ&ジュリエット

ヴェローナ・シティ。キャピュレット家の仮装パーティーに、長年抗争を繰り広げているモンタギュー家のロミオが潜り込む。そこでロミオは、ひとり娘のジュリエットと運命的な出会いをはたし、彼女に心を奪われる。その夜、キャピュレット家のプールで熱烈に愛を誓い合った2人は、翌日、理解ある神父ロレンスの立会いのもとで、秘密の結婚式を行う。しかし、ロミオはその直後、決闘の末に殺人を犯し、街を追放される。一方、許婚パリスとの結婚が決まり、思いあまったジュリエットは神父に相談し、24時間仮死状態になる薬を服用するが・・・。

ロミオ役のレオナルド・ディカプリオとジュリエット役のクレア・デインズが、悲劇の2人を熱演している。仮想パーティで、鎧を纏ったロミオと天使の羽を付けたジュリエットが、水槽を隔てて出会うシーンは、映画史に残る名シーン。
バズ・ラーマン監督が、シェークスピアの名作「ロミオとジュリエット」を、剣を銃に持ち替えさせて、ケレン味たっぷりに現代に蘇らせたゴージャスな作品。
評価:★★★★★
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by movie4life | 2009-02-26 00:02 | ラ行

ダンシング・ヒーロー

c0186202_3441089.jpg社交ダンスの若きチャンピオン、スコットは、ダンス協会の規定を無視して、大会で規定以外のステップに挑み、優勝をライバルに譲ってしまう。パートナーのリズも去って行き、汎太平洋グランプリ優勝の夢は危機を迎える。そんなある日、ダンススタジオでは目立たない「醜いアヒルの子」フランと出会う。まだ初心者だが、特訓により目ざましい上達をしていくフラン。スペイン系のフランの家族と知り合ったスコットは、彼女の父親と祖母からラテンダンスの教えを受ける。特訓を重ね自信を深める2人は、いつしか互いに強く惹かれあっていく。しかし、あくまでも保守的なダンス協会長のバリーは、大会前日、スコットに彼の父を使った卑劣な罠を仕掛けてくる・・・。

バズ・ラーマン監督のデビュー作である本作は、感動と笑い溢れる青春ダンス映画。
スコット役のポール・マーキュリオは、9歳でダンサーとしてのトレーニングを始めた、オーストラリアでトップクラスのダンサーで、彼のしなやかなダンスシーンは見事。
フラン役のタラ・モーリスの冴えない登場シーンと、クライマックスでの美しいダンスシーンのギャップにも驚いてしまう。
脇役のキャラクターが、とても濃い。スコットの野心的な母親がダンス教室を経営していて、普段はダメダメの父親が、かつては一流のダンサーだったというお約束の設定も楽しい。
評価:★★★★★
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★★★以下は、ネタバレです。★★★
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by movie4life | 2009-02-26 00:01 | タ行
ロンドンのチンピラ4人組、エディ、トム、ベーコン、ソープは、ポルノ王として町を牛耳るギャングのハチェット・ハリー相手に大金を賭けたポーカー勝負に挑むが、ハリーの用心棒バリーの八百長にひっかかり、50万ポンドの借金を作ってしまう。ハリーはかつて張り合ったことのある、エディの父親JDの酒場を、借金のカタに取り上げる腹だったのだ。返済猶予は1週間。途方に暮れるエディたちだったが、偶然、隣に住む麻薬の売人ドッグとブランクの強盗計画を盗み聞きし、ブツを横どりすることに決める。ギリシャ人のニックから犯行用に骨董品の2丁の散弾銃を買い取る4人だが、実はそれは・・・。

ガイ・リッチー監督のデビュー作で、ギャングやマフィアが入り交じる群像劇が、スタイリッシュでスピード感のある映像とユーモアで描かれている。
キャスティングも絶妙で、エディの父親JD役をミュージシャンのスティングが、ハリーに雇われる借金取立人クリス役を元サッカー選手のヴィニー・ジョーンズが演じている。また、モデルから転向して、今ではすっかり一流のアクション俳優のジェイソン・ステイサムも本作がデビュー作。
評価:★★★★★
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by movie4life | 2009-02-25 00:00 | ラ行

英国王 給仕人に乾杯!

1963年、チェコスロヴァキアのプラハ。共産主義体制の監獄から、ヤン・ジーチェが出所する。居住許可を貰ったズデーテン地方の山中の廃屋で、ビールのジョッキを発見した彼は、給仕人として生きた自分の人生を振り返る。
1930年頃、駅でソーセージを売るヤンは、ある紳士に払うべきお釣りを渡しそびれる。そして、田舎町のホテルのパブで給仕人見習いから出発し、あの時お釣りを渡しそびれた、ユダヤ系の行商人のヴァルデンの引き立てで、富豪たちの別荘「チホタ荘」で働き始める。ふとしたきっかけで、「チホタ荘」を去ることになったヤンは、プラハ最高の「ホテル・パリ」の給仕に雇われる。そこで、給仕とは何かを神技のように示す給仕長スクシーヴァネクに出会い、「私は英国王に給仕した」と言われたヤンは、彼を尊敬するようになる。
しかし人生はドンデンがえし。
1938年にドイツがズデーテン地方を併合する。と同時に、ヤンは自分より小柄な、それまでチェコでは少数民族のドイツ人だったズデーテンの少女リーザに宿命的な恋をする・・・。

本作品では、20世紀のチェコ現代史が、幸運と不運のドンデンがえしの、ヤンの人生を通して軽やかに描かれていく。愛と死が同居する人生を過ごした、若いヤン役のイヴァン・ヴァルネフの演技は、チャプリンを思わせる。
現実が悲惨であるが故に、より軽やかに、よりユーモアを持って、この作品を描いたイジー・メンツェル監督の手腕は見事である。
評価:★★★★★
>>公式サイト
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by movie4life | 2009-02-23 00:00 | ア行

レイチェルの結婚

コネティカット州。長女レイチェルの結婚式を2日後に控えたバックマン家に、薬物依存症の治療施設を退院した次女キムが9ヵ月ぶりに家に帰ってくる。だが、一家の厄介者であるキムが帰宅したことにより家族内の様々な問題が浮かび上がってくる・・・。

ジョナサン・デミ監督が、ある一家の結婚式前後の数日間をドキュメンタリータッチで描いた作品。
キム役のアン・ハサウェイが、今までの出演作の役柄とは違う、複雑な感情や葛藤を抱えたキャラクターを熱演している。
レイチェル役のローズマリー・デウィットが、時にはキムと激しくぶつかり、時にはキムを優しく包みこむ姉役を演じている。ちなみに、彼女の祖父は映画「シンデレラマン」で描かれていたボクサーのジム・ブラドックとのことで、彼女もこの映画に隣人役で出演している。
キムの実母アビー役をデブラ・ウィンガーが演じている。キムと激しく感情をぶつけ合うシーンは、強烈な印象を残す。
脚本は「十二人の怒れる男」「評決」「その土曜日、7時58分」のシドニー・ルメット監督を父に持つジェニー・ルメットが担当している。

1989年のロン・ハワード監督の作品に「バックマン家の人々」という映画があったが、本作の一家も「バックマン家」である。
前者の「バックマン家」は4世代4家族の大家族で、それぞれに悩みを抱えつつも、前向きに未来を見据えた家族であった。
本作の「バックマン家」では、実の父母は離婚し、すでにそれぞれ再婚している。白人のレイチェルの夫シドニーは、黒人である。シドニーのいとこは、イラク戦争から一時帰還している軍人である。そして、主人公のキムは薬物依存症の過去を持つ。2008年の「バックマン家の人々」は、いまのアメリカを限りなくリアルに捉えている。

本作はリハーサルなしで、手持ちカメラによりホームビデオのように撮影されている。監督は、ラース・フォン・トリアー監督の「ダンサー・イン・ザ・ダーク」のような、手持ちカメラによる臨場感溢れる映像効果を狙ったようだが、この撮影方法での作品の評価は、観客の好みによって、かなり左右されるように感じる。絶えず揺れる映像に、抵抗を感じる観客も少なくないのではないだろうか。
また、本作はロバート・アルトマン監督の「ウェディング」の影響を受けたとのことだが、本作で描かれるのは群像劇というよりは、ある一家のドキュメンタリーのように感じた。
音楽については、監督には「ストップ・メイキング・センス」を始めとした類まれなる音楽センスがあり本作にも有名ミュージシャンが多数出演して、作品にアクセントを加えている。

では、この作品でストーリーは、きっちりと描かれていたのだろうか。
主人公のキムは、彼女が持つ正直さで自分と家族の間にある悲劇の溝を埋めようと懸命にあがいている。しかしキムの家族たちは、そんな彼女に正面から向き合おうとしない。「監督は、そんな家族たちを一歩引いた視点で見つめている」という映画評もあるが、はたしてそうだろうか。私は、上記の小手先の映画的手法で、キムと正面から向き合っていなかったのは、監督自身だったように思う。
アン・ハサウェイの演技が素晴らしかっただけに、余計に作品を通して、キムの気持ちをはぐらかされたような憤りを感じた。

本作を観て感じたのは、テクニックに走りすぎて、ストーリーが描けていないということである。
いつまでも、肩書きに「羊たちの沈黙の」と書かれるジョナサン・デミ監督に聞いてみたいと思う。
「羊たちの鳴き声は、聞こえなくなったか?」と。
評価:★★★★★
>>公式サイト
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by movie4life | 2009-02-22 00:03 | ラ行

フィラデルフィア

フィラデルフィアの一流法律事務所に勤める弁護士ベケットは、自分がエイズに感染したことを知る。やがて会社はベケットに解雇を宣告。ベケットは、エイズ患者に対する不当な差別として訴訟を決意する。だが、次々と弁護を断わられた彼は、以前敵として法廷で闘ったことのあるミラーに弁護を依頼する。世間の冷たい視線に対しても毅然と対処するベケットの姿に心を打たれたミラーは、依頼を引き受ける。しかしこの裁判は、日に日に衰弱していくベケットとその関係者にとって過酷なものになっていく・・・。

「自由と兄弟愛の街」フィラデルフィアで展開される裁判の行方を描いたドラマ。
ベケット役のトム・ハンクスは、本作でアカデミー賞主演男優賞を受賞している。体重を13キロ減量して撮影に望んだ、鬼気迫る演技が素晴らしい。
ミラー役のデンゼル・ワシントンは、最初は自身の内なるエイズへの差別意識と闘い、さらに裁判を通して社会的差別と闘う弁護士役を好演している。
本作は音楽も素晴らしく、アカデミー賞を受賞したブルース・スプリングスティーンの主題歌に加えて、マリア・カラスのオペラが効果的に使われている。

私が印象に残ったのは、ベケットの死後に友人達が集まる「故人を偲ぶ会」のシーンである。ベケットの幼い頃のビデオが流され、友人達が時おり笑顔を見せながら歓談する様子は、「こんな素敵な故人のおくり方もあるんだ」と素直に感動したのを覚えている。
男と女、同性愛、法と正義、友情、親子の愛、そして生命の尊厳について描かれたこの作品以降、エイズに対する正しい知識も少しずつ認知されるようになってきたと思う。
しかし依然として、この世には差別や偏見が満ち溢れている。そんな歪んだ価値観を少しでも無くして、正しい価値観を次の世代に伝えていきたいと感じた。
ジョナサン・デミ監督作品。
評価:★★★★★
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フィラデルフィア デラックス・コレクターズ・エディション(2枚組) [DVD]

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by movie4life | 2009-02-22 00:02 | ハ行

羊たちの沈黙

ハンニバル・レクター・シリーズの第1弾。
若い女性を殺し、その皮を剥ぐという連続猟奇事件が発生。犯人像割り出しのために、女性FBI訓練生クラリスは、元精神科医の殺人鬼レクター博士を訪ねる。レクターはクラリスが、自分の過去を話すという条件付きで、事件究明に協力するが・・・。
観客の意表を付くストーリー展開が秀逸な、サイコ・スリラーの傑作。
ジョディ・フォスターとアンソニー・ホプキンスの緊迫感ある演技も素晴らしい。
ジョナサン・デミ監督作品。
1991年度 キネマ旬報ベストテン 第2位。
評価:★★★★★
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羊たちの沈黙 (アルティミット・エディション) [DVD]

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by movie4life | 2009-02-22 00:01 | ハ行

蝶の舌

スペイン内戦の足音が聞こえる時代、少年が心優しい先生との出会いを通じて、自然の美しさを教わりながら、大人への階段を上っていく。
クライマックスで少年は、「本当に大人になるということ」の悲しさを知る。
ホセ・ルイス・クエルダ監督作品。
2001年度 キネマ旬報ベストテン 第7位。
評価:★★★★★
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蝶の舌 [DVD]

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by movie4life | 2009-02-18 00:00 | タ行