おすすめ映画のレビュー・批評やランキングを紹介します!!過去に観た映画のレビューも追加していきます。お楽しみに!


by movie4life
カレンダー

<   2009年 03月 ( 42 )   > この月の画像一覧

海を飛ぶ夢

1968年、25歳の夏。ラモンは岩場から引き潮の海へダイブした際に、頭部を強打し首から下が完全に麻痺してしまう。以来、家族に支えられながら、ベッドの上で余生を過ごすラモンにできることは、窓から外へ飛び立つイメージを持つことと、詩を書くことだけ。それから20数年後、ラモンは自らの人生に終止符を打つべく、弁護士のフリアと対面する。また一方、彼のドキュメンタリーを見たという村の女ロサが、彼に尊厳死を思いとどまらせようと訪ねてくるのだった・・・。

尊厳死を望んだ実在の人物ラモン・サンペドロの手記をもとに、生とは何かを描くヒューマン・ドラマ。
ラモン役のハビエル・バルデムの演技が素晴らしい。撮影当時30代のバルデムが、実年齢よりもかなり年上の、知的で聡明な四肢麻痺の男を熱演している。
義姉マヌエラ役のマベル・リベラの、献身的に介護する姿も印象的である。

家族や周りの女性達に愛されるラモンが、それでも選ぶ「死」という選択。
「天寿を全うする」ことと、「人間が生を全うする」ことの違いについて、あらためて考えさせられた。私はいかなる状況にあっても「天寿を全うすべき」という考えを持っているが、果たしてラモンの立場でも同じことが言えるだろうか・・・。
「潜水服は蝶の夢を見る」と併せて鑑賞すると、「生きる」ということについて、一層考えさせられる。
アレハンドロ・アメナーバル監督作品。
2005年度 キネマ旬報ベストテン 第5位。
評価:★★★★
c0186202_043323.jpg
海を飛ぶ夢 [DVD]

にほんブログ村 映画ブログ 映画評論・レビューへ 
現在、参加中です!!ぜひ1日1回クリックお願いします。
[PR]
by movie4life | 2009-03-31 00:01 | ア行
ミッション:インポッシブル・シリーズの第1弾。
謎のスパイ組織IMFのリーダー、ジム・フェルプスに、CIAの機密文書を盗んだプラハの米大使館員とその買い手を逮捕せよとの指令が入る。しかし任務は失敗に終わり、ジムを含む5人の仲間が殺されてしまう。生き残ったイーサン・ハントはCIAのキトリッジに会い、今回の任務がIMF内の裏切り者を暴くために仕組まれたものだったと聞かされる。イーサンは、キトリッジに裏切り者と見なされ、その場から逃走。自らの無実を証明するために、生き残ったジムの妻クレアと元IMFのクリーガー、ルーサーを仲間にする。そして、CIA本部から機密文書を盗み出し、本物の裏切り者を誘い出す計画を立てるのだった・・・。

イーサン役のトム・クルーズは、本作で初めて、かなり体を張ったハードなアクションに挑戦している。
フランス映画出身の、クレア役のエマニュエル・ベアールとクリーガー役のジャン・レノは、ハリウッド映画ながら好演している。
また、ラロ・シフリン作のTV版「スパイ大作戦」のテーマ曲を、U2のラリー・ミューレンとアダム・クレイトンがアレンジしていて、かなり格好いい。
ただ、作品としては、物語が二転三転する面白みはあるものの、最後の黒幕があの人物というのはTV版ファンには納得がいかないと思う。TV版の映画化ではなく、トム・クルーズの映画になっているということだろう。
ブライアン・デ・パルマ監督作品。
評価:★★★★★
c0186202_14284852.jpg
ミッション:インポッシブル

にほんブログ村 映画ブログ 映画評論・レビューへ 
現在、参加中です!!ぜひ1日1回クリックお願いします。
[PR]
by movie4life | 2009-03-29 00:01 | マ行
X-MEN・シリーズの第3弾。
プロフェッサーXの右腕だったジーンの死により、いまだその動揺から立ち直れずにいるX-MEN。そんな中、天才科学者がミュータントを人間に変える新薬「キュア」を開発。ミュータントは「人間になるか、そのまま生きるか」という選択を迫られる。マグニートー率いるブラザーフッドは、キュアの根絶を狙い、キュア開発のカギとなる少年ミュータント、リーチの強奪に動き出す。一方、X-MENは人類とミュータントの全面戦争を回避しようと奔走するのだが・・・。

監督が前2作のブライアン・シンガーから、ブレット・ラトナーにバトンタッチし、エンターテイメント重視の娯楽大作に仕上がっている。
しかし、今までの主要キャラクターが物語途中で早々に消えていく展開は少々残念である。ウルヴァリンの最後の決断については、それしか解決方法がなかったのかと、ちょっと切なく感じた。
ちなみに、エンドロールの後まで目を離さないように。(プロフェッサーXの学園での授業にヒントがあるので、要チェック!)
評価:★★★★★
c0186202_0433049.jpg
X-MEN:ファイナル ディシジョン [DVD]

にほんブログ村 映画ブログ 映画評論・レビューへ 
現在、参加中です!!ぜひ1日1回クリックお願いします。
[PR]
by movie4life | 2009-03-28 00:02 | ア行

レッド・ドラゴン

ハンニバル・レクター・シリーズの第3弾。
「羊たちの沈黙」「ハンニバル」へと続く3部作の1作目にあたる。
FBI捜査官グレアムは、連続殺人捜査の助言を求めるため、精神科医のレクター博士を訪問していた。しかし、ふとした偶然からレクターが犯人であると確信し、死闘の末に彼を逮捕する。この事件がきっかけとなり、現役を引退してフロリダで家族と静かに暮らしていたグレアムの元へ、元上司のクロフォードが訪れる。彼は、新たな連続殺人事件の捜査協力をグレアムに求めるのだった。1度は断るグレアムだったが、良心から捜査への協力を決心する。しかし、なかなか犯人像を割り出せないグレアムは、拘禁中のレクターの意見を聞くために、再び彼と対面するのだった・・・。
レクター役のアンソニー・ホプキンス、グレアム役のエドワード・ノートンといった主役の脇をレイフ・ファインズ、エミリー・ワトソン、 フィリップ・シーモア・ホフマン、ハーヴェイ・カイテルといった芸達者な俳優たちが固めており、サスペンスとしての緊張感をより一層高めている。
ブレット・ラトナー監督作品。
評価:★★★★★
c0186202_23592651.jpg
レッドドラゴン(ユニバーサル・ザ・ベスト:リミテッド・バージョン第2弾) 【初回生産限定】 [DVD]

にほんブログ村 映画ブログ 映画評論・レビューへ 
現在、参加中です!!ぜひ1日1回クリックお願いします。
[PR]
by movie4life | 2009-03-28 00:01 | ラ行

キル・ビル Vol.2

キル・ビル2部作の完結編。ユマ・サーマン演じるザ・ブライドは、次々と復讐を遂げ、いよいよ最後の敵ビルの元へたどり着く。しかし、そこで意外な真実が明かされる。果たして、ザ・プライドは復讐を成し遂げることができるのか?
マカロニ・ウエスタンの世界にカンフーとチャンバラのスパイスが効いている。
クエンティン・タランティーノ監督作品。
評価:★★★★★
c0186202_38866.jpg
キル・ビル Vol.2 (ユニバーサル・ザ・ベスト2008年第2弾) [DVD]

にほんブログ村 映画ブログ 映画評論・レビューへ 
現在、参加中です!!ぜひ1日1回クリックお願いします。
[PR]
by movie4life | 2009-03-27 00:02 | カ行

キル・ビル

自分の結婚式の最中にかつてのボスの襲撃に遭い、長い昏睡状態に陥った女は、目覚めた瞬間から復讐の鬼と化す。
クエンティン・タランティーノ監督第4作目の本作は、画面のカット割りや彼独特のサントラなどが素晴らしく、監督の趣味の世界に観客が引きずりこまれてしまう。バイオレンス描写が苦手な方には不愉快かもしれないが、最後の東京のナイトクラブでのアクションシーンは圧巻。
2003年度 キネマ旬報ベストテン 第10位。
評価:★★★★
c0186202_041450.jpg
キル・ビル Vol.1 (ユニバーサル・ザ・ベスト2008年第2弾) [DVD]

にほんブログ村 映画ブログ 映画評論・レビューへ 
現在、参加中です!!ぜひ1日1回クリックお願いします。
[PR]
by movie4life | 2009-03-27 00:01 | カ行

X-MEN2

X-MEN・シリーズの第2弾。
プロフェッサーX率いる「X-MEN」は、人類抹殺計画を企てたマグニートー一味を倒し、マグニートーを牢獄に幽閉。人間との共存による平和が訪れるかに思われた。しかし、人類のミュータントに対する偏見や嫌悪はやがてX-MENたちにも向けられていく。そんな時、謎のミュータントによる大統領暗殺未遂事件が発生する。これにより、人類はミュータントの脅威に改めて恐れおののき、反ミュータント運動を加速させる結果となる。そして、その運動の先頭には、ミュータント撲滅を企てる元陸軍司令官ストライカーがいた・・・。

本作では、敵の陰謀を阻止するために、対立する2つのミュータント陣営=プロフェッサーX陣営とマグニートー陣営が協力する。前作のキャラクター以外では、あらたに、瞬間移動するナイト・クロウラー、ウルヴァリン同様の爪を持つデスストライク、冷気を操るアイスマン、炎を操るパイロが登場する。
ウルヴァリンの過去が明らかになる本作。前作より、ストーリーに深みが増し、アクションシーンにも切れがあって楽しめた。
ブライアン・シンガー監督作品。
評価:★★★★★
c0186202_1255060.jpg
X-MEN2 [DVD]

にほんブログ村 映画ブログ 映画評論・レビューへ 
現在、参加中です!!ぜひ1日1回クリックお願いします。
[PR]
by movie4life | 2009-03-19 00:04 | ア行

X-MEN

X-MEN・シリーズの第1弾。
DNAの突然変異により特殊な能力を持つ「ミュータント」。彼らはその特異性を理解できない人間たちから疎外される存在だった。プロフェッサーXは、人類とミュータントの共存に希望を持っており、X-MENというミュータント・チームを組織していた。それに対抗するのが、ミュータントが人類を支配すべきだと主張するマグニートー。そんなある時、カナダでミュータントの少女ローグと、彼女を助けた謎のミュータント、ローガンを、マグニートーの手下が襲う。その窮地を、X-MENのメンバーが救い、ローガンはX-MENの本拠地で意識を取り戻す。プロフェッサーXは、過去の記憶を失っているローガンについて調べるうち、その骨格全体がアダマンチウムという幻の最強金属で覆われていることを知る。一方、マグニートーは人間をミュータント化する計画を着々と進めていた。一匹狼のローガンだったが、ウルヴァリンという名のX-MENとして、マグニートーたちに戦いを挑むのだった・・・。

ウルヴァリン役のヒュー・ジャックマンは、本作への出演でハリウッドの人気スターとなった。
それ以外に、プロフェッサーX役のパトリック・スチュアート、マグニートー役のイアン・マッケラン、ジーン役のファムケ・ヤンセン、ローグ役のアンナ・パキン、ストーム役のハル・ベリー、ミスティーク役のレベッカ・ローミンほか、そうそうたるメンバーが出演している。
本作は、人間対ミュータントの対立を描きつつ、実はアメリカの人種差別・同性愛差別の問題がベースにあるという見方もできる。ブライアン・シンガー監督自身、ゲイであるとカミングアウトしている。ミュータントたちが自分の本性を隠している描写などからも、同性愛者の悩みに通じるものがある。
ただ、アメコミ原作の映画としては、ごく普通の作品という印象をぬぐえない。
評価:★★★★★
c0186202_1235011.jpg
X-MEN (特別編) [DVD]

にほんブログ村 映画ブログ 映画評論・レビューへ 
現在、参加中です!!ぜひ1日1回クリックお願いします。
[PR]
by movie4life | 2009-03-19 00:03 | ア行
実在のダイバーのジャック・マイヨールをモデルに、道具を使わず100m近くまで潜水する「フリー・ダイビング」に命を賭ける2人の男とそれを見守る1人の女を描いた物語。
大人になったエンゾの初登場シーンや、イルカと戯れるジャックのシーンなど、印象的なシーンが多い。また、エリック・セラの叙情的な音楽が素晴らしく、BGMを聞くだけで、どこまでも青く美しい海が、目に浮かんでくるようだ。
リュック・ベッソン監督作品。
評価:★★★★★
c0186202_2230157.jpg

グラン・ブルー<グレート・ブルー完全版> [DVD]

にほんブログ村 映画ブログ 映画評論・レビューへ 
現在、参加中です!!ぜひ1日1回クリックお願いします。

★ グレート・ブルー ★ はこちら
[PR]
by movie4life | 2009-03-18 00:01 | カ行

ゴールデンボーイ

ロサンゼルス郊外に住む高校生トッドは成績優秀、スポーツ万能の優等生だった。そんな彼がホロコースト(ユダヤ人大虐殺)について勉強を進めるうちに、デンカーという一人暮らしの孤独な老人が、アウシュビッツの副所長で「吸血鬼」と呼ばれた戦争犯罪人ドゥサンダーであることを知る。トッドはそれをネタにドゥサンダーを手玉に取り、収容所の実態を聞き出す。だがトッドの度重なる要求は、ドゥサンダーの過去と彼の心の闇を甦らせることになっていった・・・。

トッド役のブラッド・レンフロは、成績優秀な高校生が、好奇心から悪の魅力に取り憑かれていく様子を演じている。
ドゥサンダー役のイアン・マッケランは、戦争犯罪人として隠匿生活を送っていたが、過去の犯罪行為を話すうちに生気を取り戻していく老人を、底知れぬ恐怖を湛えながら演じている。
少年と老人が、危険な心理戦を通じて、やがて狂気へと目覚めていく様子を描いた作品。
スティーブン・キング原作。ブライアン・シンガー監督作品。
評価:★★★★★
c0186202_23205959.jpg
ゴールデンボーイ [DVD](実際のDVDと、上記の画像とは異なる場合があります。)

にほんブログ村 映画ブログ 映画評論・レビューへ 
現在、参加中です!!ぜひ1日1回クリックお願いします。
[PR]
by movie4life | 2009-03-17 00:02 | カ行