おすすめ映画のレビュー・批評やランキングを紹介します!!過去に観た映画のレビューも追加していきます。お楽しみに!


by movie4life
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タグ:コメディ ( 57 ) タグの人気記事

過去のない男

↓↓↓2009/08/16 UP↓↓↓
夜行列車でヘルシンキに着いた一人の男。彼は突然暴漢に襲われて、瀕死の重傷を負う。奇跡的に一命は取り留めるものの、過去の記憶を全て失っていた。しかし、幸運にもそんな彼にコンテナで暮らす極貧の一家が手を差し伸べ、男は彼らと穏やかな生活を送り始める。やがて、日雇い労働をして暮らすようになった彼は、救世軍で働く女性イルマと出会い、心を通わせていく・・・。

過去の記憶を失った男が新しい人生を歩いてゆく様を描いた、アキ・カウリスマキ監督によるユーモラスな感動作。
過去のない男を、マルック・ペルトラが演じる。
イルマ役を、カウリスマキ作品の常連カティ・オウティネンが演じ、2002年カンヌ国際映画祭で主演女優賞を受賞している。

恋心の芽生えとともに、救世軍主催のロック・コンサートを企画したりと、男が行動的になっていく様子が淡々と描かれており、素晴らしい。
全編に流れるフィンランドのムード歌謡(イスケルマ)の名曲の数々とともに、挿入歌として流れるクレイジーケンバンドの「ハワイの夜」が印象的である。
人にとって過去の記憶は、その人の人格を形成する上で、とても重要だと思う。でも、それ以上に大切なのは、現在を精一杯に生きて、未来に生きることである。自分が年老いても、出来る限りそういう生き方をしたい。そんなことを感じさせる映画であった。
2002年度 キネマ旬報ベストテン 第7位。
評価:★★★★
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by movie4life | 2009-08-16 00:01 | カ行

キューティ・ブロンド

↓↓↓2009/08/08 UP↓↓↓
陽気で天然ブロンド美女のエル・ウッズは、学校一の人気者。だが婚約寸前までいった恋人のワーナーに髪がブロンドすぎて政治家を目指す自分の妻にふさわしくないと、ふられてしまう。エルは、ワーナーがハーバードのロー・スクールに進学すると知ると、自分も猛勉強を開始して、見事に入学するのだった。しかし、再会したワーナーは、すでに婚約者のヴィヴィアンと交際しており、彼女はエルを学園の邪魔者扱いする。それが逆にエルのやる気に火をつけるのだった・・・。

超一流ロー・スクールに合格した陽気なブロンド美女が、ポジティヴに目標に向かって突き進むさまを描いたコメディ。
エル役のリース・ウィザースプーンの、根拠のない自信に満ち溢れた前向きさには、いつの間にか感動してしまう。
ロバート・ルケティック監督による、落ち込んでいる時におススメの映画!
評価:★★★★★
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by movie4life | 2009-08-08 00:01 | カ行
↓↓↓2009/08/07 UP↓↓↓
TVリポーターのブリジットは、弁護士のマークと付き合い始めて6週間。幸せの絶頂だった。しかし、マークと美人アシスタントのレベッカとの噂や、互いの行き違いが原因で大ゲンカをしてしまう。落ち込むブリジットのもとに、TVリポーターに転職した最低男ダニエルとコンビで、タイへ旅行番組の取材に行くという話が舞い込んでくる・・・。

監督がビーバン・キドロンに変わった、大ヒット映画「ブリジット・ジョーンズの日記」の続編。
前作以上に、役作りのためにポッチャリしたレネー・ゼルウィガーの役者魂はすごい。
真面目な弁護士マーク役をコリン・ファース、浮気男の上司ダニエル役をヒュー・グラントが前作に引き続き、出演している。

前作は恋に仕事に奮闘するブリジットに好感が持てたが、本作は空回りするブリジットが目に付き、イマイチ好感が持てなかった。
恋は成就してからが、難しいということだろうか。
評価:★★★★★
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by movie4life | 2009-08-07 00:01 | ハ行
↓↓↓2009/08/06 UP↓↓↓
ロンドンの出版社に勤めている32歳、独身、ダイエットが目標のブリジットは、ある夜セクシーな上司ダニエルと急接近する。しかし、彼はとんだ浮気男だった。傷心のブリジットは、TVリポーターに転職する。やがて、ブリジットは以前紹介された弁護士マークと再会し、彼女に好意を示してくれる。そしてブリジットの33歳の誕生日の夜、マークがお祝いに来るのだが、そこへダニエルが現れる・・・。

恋に仕事に奮闘する女性主人公の活躍を描いた、シャロン・マグアイア監督による爽やかなコメディ。
ブリジット役のために、6キロも太ったレネー・ゼルウィガーの役者魂には脱帽である。
真面目な弁護士マーク役をコリン・ファース、浮気男の上司ダニエル役をヒュー・グラントが演じる。

イギリス人監督によるロンドンが舞台の作品なだけに、「いかにもイギリス映画」という趣きが強い作品になっている。
主演のブリジットに、独身の30代女性なら、色々と共感できるのだろうか。
気軽な気持ちで観れる、後味が爽やかなロマンチック・コメディ。
評価:★★★★★
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by movie4life | 2009-08-06 00:01 | ハ行
↓↓↓2009/08/05 UP↓↓↓
ニューヨーク。女性誌の編集者アンディは、男と別れたい女性のための「10日間で男にフラれる方法」という企画を書くことになる。一方、広告代理店に勤めるベンは、上司から「10日以内に恋人をつくれば宝石店の大きな仕事を任せる」という約束を取り付けていた。そんなアンディとベンは、とあるパーティ会場で偶然出会い、互いの本心も知らずにデートの約束を交わす。アンディは、交際が始まるとすぐに、ベタつく+スネる+わがままをこねるといった女の武器を総動員して、彼から振られるべく奮闘するのだが・・・。

互いの思惑を秘めたまま、「偽りの恋愛」を繰り広げる2人をユーモラスに描いたドナルド・ペトリ監督によるラブ・コメディ作品。
アンディ役のケイト・ハドソンがとにかくキュートで、そのワガママぶりが笑いを誘う。傑作コメディを多く残している母親のゴールディ・ホーンを超えられるか、今後も注目していきたい。
ベン役は、マシュー・マコノヒーが演じている。

2人のやりとりが楽しめる作品ではあるが、エンディングで、もう一捻りロマンチックな結末を用意して欲しかったと感じるのは欲張りすぎだろうか。
評価:★★★★★
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by movie4life | 2009-08-05 00:01 | タ行

サイドウェイ

離婚のショックから立ち直れない小説家志望の国語教師マイルスが、結婚を1週間後に控えた落ち目の俳優ジャックを、カリフォルニアのワイナリー巡りの旅へと連れ出す。ワインおたくのマイルスは、必死にワインの素晴らしさを語って聞かせるのだが、ジャックはハメをはずすことしか考えておらず・・・。

対照的な性格の中年独身男2人によるワインと女性を巡る珍道中を、アレクサンダー・ペイン監督がユーモラスかつ、しみじみとしたタッチで描いた作品。
マイルス役のポール・ジアマッティが、別れた妻に未練タラタラのダメ男ぶりを好演している。
ジャック役のトーマス・ヘイデン・チャーチのナンパ男ぶりも、かなり情けなくて笑える。

ラストには、もはや若くない2人が、それぞれの人生の成熟への道の一歩を踏み出す。
欠点だらけで決して若くない私も、彼らのように一度「わき道」にそれてみたら、新たな一歩を踏み出すことができるのだろうか。
ワイン好きなら、かならずワインが飲みたくなる1本。
評価:★★★★★
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by movie4life | 2009-08-01 00:01 | サ行

ショコラ

冬のある日、伝統が深く根づくフランスの小さな村に謎めいた女性ヴィアンヌが娘を連れて越してきた。母娘は、村の人々が見たこともない美味しそうなチョコレートであふれた店を開く。それぞれの客の好みにピタリと合わせて勧められるチョコレートは、人々をすっかり虜にし、村人はカトリックの断食期間にも、教義に反しチョコレートを食べていた。村の指導者レノ伯爵はその事実に愕然となり、ヴィアンヌを村から追放しようと画策する。そんな時、ジプシーの青年ルーの船が村に停泊した。彼は、ヴィアンヌに好意を抱き、協力していく。村は、少しずつ変わっていくのだが・・・。

ラッセ・ハルストレム監督による、すべての人を幸せにする不思議なチョコレートを売る母娘の物語。
ヴィアンヌ役のジュリエット・ビノシュが、チョコレートで人々を魅了するミステリアスな女性を演じ、アカデミー賞主演女優賞候補となった。
ルー役のジョニー・デップが、「ギルバート・グレイプ」以来となるハルストレム監督作品への出演で、ジプシーの青年を演じている。ミュージシャン出身のギターの腕前を披露しており、格好いい!
本作でアカデミー賞助演女優賞候補となったジュディ・デンチをはじめ、ハルストレム監督夫人のレナ・オリン、アルフレッド・モリナ、ピーター・ストーメア、キャリー=アン・モス、レスリー・キャロン、そして「ポネット」での名演が印象深いヴィクトワール・ティヴィソルといった豪華キャストが脇を固めている。

全編にわたって登場する美味しそうなチョコレートの数々が、それを食べる人々の悩みを解決していくというファンタジックなストーリー。
「ほのぼの」という形容がぴったりの甘ーい映画だが、私には「ギルバート・グレイプ」のような、少しビターな映画のほうが合うようである。
評価:★★★★★
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by movie4life | 2009-07-29 00:04 | サ行
チャーリーは、家が傾くほど貧しい家で、失業中の父、母、そして2組の寝たきり祖父母に囲まれながらけなげに明るく暮らしていた。彼の家の近くには、ここ15年間、誰1人出入りしたことがない世界一のチョコレート工場があった。ある日、工場の経営者ウィリー・ウォンカは、世界中の商品の中に5枚だけ入っている「ゴールデン・チケット」を引き当てた者に、工場の見学を許可するという声明を発表した。そして、チャーリーも奇跡的に幸運のチケットを手にし、工場へと招かれるのだが・・・。

一風変わった経営者に案内されて、一癖も二癖もある5人の子供たちが見学する謎に満ちたチョコレート工場を、ティム・バートン監督がブラックユーモア満載で描き出す。
ウォンカ役のジョニー・デップは、本作がバートン監督との4度目のコンビ作となり、奇妙な演技も安心して観ていられる。

チョコレート工場内の様子は、カラフルとかポップとかという言葉では表現できないぐらい独創的な世界が広がっている。工場の従業員である小人のウンパ・ルンパの歌とダンスも、強烈な印象を残す。
バートン監督の盟友ダニー・エルフマンの音楽も、本作の世界観にぴったりで素晴らしい。

ストーリーは、ティム・バートンのブラックな世界を楽しめるかどうかによって、観る人を選ぶだろう。
細かいことだが、チャーリー少年が拾ったお金をネコババして、チョコレートを買ったシーンには違和感を感じた。道に落ちているお金を交番に届けるのは、真面目な日本人ぐらいなのだろうか。
評価:★★★★★
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by movie4life | 2009-07-25 00:03 | タ行

クルックリン

1970年代のブルックリン。そこに暮らすアフリカ系アメリカ人のカーマイケル一家は、売れないミュージシャンの父親と働き者の母親、そして5人の子供たちからなる7人家族。ダディは子供たちに優しいが、仕事もなく、金にならない曲ばかり作っている。そんなダディに愛想を尽かしたマムの怒りがついに爆発。これが原因でダディは家を出ることになる・・・。

スパイク・リー監督が、自らの少年時代を描いた家族ドラマの秀作。
ダディ役をデルロイ・リンドー、マム役をゼルダ・ハリス、近所のチンプラ役をスパイク・リーが演じている。
一人娘トロイ役のゼルダ・ハリスが、映画初出演ながら、印象的な演技を見せてくれる。

「ドゥ・ザ・ライト・シング」や「ジャングル・フィーバー」といった社会的な問題作を撮り続けてきたスパイク・リー監督が、ブルックリンで過ごした自身の少年時代を描いたファミリー・ドラマ。
「麻薬やギャング、ヒップホップなど、これまで自分が描いてきたものは、アフリカ系アメリカ人の一面にしか過ぎず、別の側面を描き出したかった」と言う監督の言葉どおり、穏やかでノスタルジックな作品となっている。
評価:★★★★★
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クルックリン 【ベスト・ライブラリー 1500円:第2弾】 [DVD]

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by movie4life | 2009-07-23 00:04 | カ行
ミネソタ州セントポールのフィッツジェラルド劇場。毎週土曜日の夜、ここで公開生放送が行われてきた人気のラジオ番組「プレイリー・ホーム・コンパニオン」。この日も収録を前に、司会者のギャリソン・キーラーや姉妹のカントリー歌手ロンダとヨランダら、おなじみの出演者が次々と楽屋入りする。一方、番組の保安係ガイは、劇場に現れる謎めいた美女の噂を口にする。そんな中、今宵も司会者ギャリソン・キーラーのいつもと変わらぬ名調子で番組はスタートした。だがその晩は、テキサスの大企業にラジオ局が買収されてしまい、これが最後の放送だった・・・。

巨匠ロバート・アルトマン監督の遺作となった群像劇。
実在の人気ラジオ番組「プレイリー・ホーム・コンパニオン」を題材に、番組の名物司会者ギャリソン・キーラーが、この映画の原案・脚本を担当。司会役で映画初出演を果たした。
姉妹のカントリー歌手メリル・ストリープ、リリー・トムリンをはじめ、リンジー・ローハン、ジョン・C・ライリー、ウディ・ハレルソンら、オールスターキャストが吹き替えなしで熱唱している。
ヴァージニア・マドセンが死の天使役で、トミー・リー・ジョーンズが新オーナー役で出演している。

様々な思いを胸にステージに立つ出演者たちの人生模様が、哀感とユーモアを織り交ぜつつ、アルトマン監督ならではの軽妙な語り口で鮮やかに綴られる。
死の天使が「老人の死は悲劇ではない」とささやくセリフがあり、まるでアルトマン監督が自身の運命を予感していたようであった。
本作には、終始穏やかな雰囲気が漂っており。最期まで見事な演出であった。
2007年度 キネマ旬報ベストテン 第3位。
評価:★★★★★
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今宵、フィッツジェラルド劇場で [DVD]

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by movie4life | 2009-07-18 00:01 | カ行