おすすめ映画のレビュー・批評やランキングを紹介します!!過去に観た映画のレビューも追加していきます。お楽しみに!


by movie4life
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タグ:ロマンス ( 48 ) タグの人気記事

モード家の一夜

エリック・ロメールが1960年~1970年代にかけて監督した「六つの教訓話」シリーズの第3作。
クリスマスも間近な、ある日曜日、主人公の「私」は、教会のミサで見かけたフランソワーズの祈りを捧げる姿に心を奪われ、彼女こそ自分の妻になる女だと確信する。そんな「私」は、14年ぶりに再会した旧友に誘われ、離婚経験のある女医のモードの家を訪れる。3人の会話は深夜まで弾むが、雪が降り出すと、旧友は「私」を残して先に帰ってしまう。モードと2人きりになった「私」は・・・。

敬虔なカトリック教徒である「私」役のジャン=ルイ・トランティニャンが、無神論者のモードの魅力に惑わされる優柔不断な男を演じており可笑しい。
数年後、妻となったフランソワーズと子供を連れた「私」は、避暑地の海岸で偶然にもモードと再会するが、 フランソワーズとモードの、意外な関係が明らかになるラストもまた素晴らしい。
ウィットに富んだ会話と美しい白黒の映像が印象的な作品。
評価:★★★★
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by movie4life | 2009-04-04 00:01 | マ行

プラダを着た悪魔

大学を卒業して、ジャーナリストを志しニューヨークへとやって来たアンディは、一流ファッション誌の「ランウェイ」編集長ミランダのジュニア・アシスタントに採用される。オシャレに関心のない彼女は、この仕事が次へのステップになればという程度に考えていた。しかしミランダは、ファッション界では絶大な影響力に誰もが恐れおののくカリスマで、翌朝から24時間公私の区別なく浴びせられるミランダの理不尽な命令に、いつしかアンディの私生活は滅茶苦茶になっていく。恋人ネイトともすれ違いが続き、早くもくじけそうになるアンディだったが・・・。

アン・ハサウェイ演じるファッションセンス・ゼロのアンディが、次第にオシャレに洗練されていく過程は観ていて楽しい。恋に仕事に奮闘する姿を、ユーモラスかつ等身大で演じている。
「仕事とは何か?自分にとって大切なものは何か?」ということを、観る者にも問いかけてくれるのが、この映画のポイント。仕事や人生に行き詰まったときに、ぜひ観て欲しいおすすめ映画の1本。
デヴィッド・フランケル監督作品。
評価:★★★★
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by movie4life | 2009-04-02 00:02 | ハ行
もしも、あの時・・・という取り返しのつかない過去の出来事を、時間を遡りながら丁寧に描いた傑作。

主役ソル・ギョングが、20年の歳月を巧みに演じ分けている。
イ・チャンドン監督作品。
2000年度 キネマ旬報ベストテン 第10位。
評価:★★★★★
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by movie4life | 2009-04-01 00:01 | ハ行
実在のダイバーのジャック・マイヨールをモデルに、道具を使わず100m近くまで潜水する「フリー・ダイビング」に命を賭ける2人の男とそれを見守る1人の女を描いた物語。
大人になったエンゾの初登場シーンや、イルカと戯れるジャックのシーンなど、印象的なシーンが多い。また、エリック・セラの叙情的な音楽が素晴らしく、BGMを聞くだけで、どこまでも青く美しい海が、目に浮かんでくるようだ。
リュック・ベッソン監督作品。
評価:★★★★★
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by movie4life | 2009-03-18 00:01 | カ行
1947年9月。プリンストン大学院の数学科に入学を果たしたジョン・ナッシュ。周囲に変人扱いされながらも研究に没頭する彼は、ついに画期的な「ゲーム理論」を発見する。希望していたMITのウィラー研究所に採用されたナッシュのもとに、ある日、諜報員のパーチャーが現れ、米ソ冷戦下の暗号解読を依頼される。やがて、聴講生のアリシアと愛を交わすようになり、2人は結婚する。しかし、極秘任務のプレッシャーに、ナッシュの精神は次第に追い詰められていく・・・。

ゲーム理論の基礎を築いたノーベル賞学者ジョン・ナッシュの波乱に満ちた人生を、ロン・ハワード監督がサスペンス・タッチに映画化し、アカデミー賞作品賞・監督賞ほか主要4部門を受賞した作品。
ナッシュ役のラッセル・クロウが、総合失調症に苦しみ、やがてノーベル賞を受賞する数学者を熱演している。鑑賞前は、クロウに対して「本当の正体は『グラディエーター』で滅茶苦茶タフなんやろう。」というツッコミも考えていたのだが、鑑賞後はその演技の幅の広さに驚いてしまった。
アリシア役のジェニファー・コネリーが、夫とともに病と闘い、常にあたたかい眼差しで夫を見守る妻役を好演し、見事アカデミー賞助演女優賞を受賞した。

ハワード監督は本作で、総合失調症の患者から見た「この世界」を観客に追体験させるという斬新な演出を行っている。この追体験が強烈であるがゆえに、ラストのノーベル賞授賞式のシーンは、感動的で胸に迫るものがあった。
ちなみに、ジョン・ナッシュ本人は、現在もプリンストン大学で数学の研究を続けているという。
評価:★★★★★
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by movie4life | 2009-03-01 00:10 | ハ行

遥かなる大地へ

1892年、西アイルランド。貧しい農民の子ジョセフ・ドネリーは、父と2人の兄とともに貧しい生活を続けていた。ある日、父親が農民たちの地主ダニエル・クリスティーへのデモに巻き込まれ死んでしまう。復讐のためにダニエルの土地に忍び込んだジョセフは、偶然、ダニエルの娘シャノンと知り合う。互いに反感を抱きながらも、2人は自由と希望を求め、一緒にアメリカへと渡る。
予想に反してスラム化していたボストンで、2人は兄妹と偽り、肉体労働を続けた。だが、しばらくして2人は下宿を追い出されてしまう。冬の街で、無人の邸宅に忍び込んだ2人だったが、戻ってきた住人に見つかり、シャノンは肩を撃たれてしまう。ジョセフは、傷ついたシャノンをアメリカに渡って来ていたダニエルたちに引き渡し、姿を消すのだった。
8ヵ月後、ホース・レースに勝てば土地が手に入ると聞いたジョセフは、オクラホマへと向かう。そこで自分を捨てたと思い込んでいるシャノンと再会する。夢と希望の新しい土地と、シャノンの愛を勝ち取るため、ジョセフは命がけの闘いを開始する・・・。

開拓時代のアメリカを舞台に、激しく生きた男女の姿を綴るアドベンチャー・ラブロマン。
当時結婚していた、ジョセフ役のトム・クルーズと、シャノン役のニコール・キッドマンの共演が話題を呼んだ作品。2人の演技も若々しい。
ロン・ハワード監督が、移民してきた2人の愛と夢を、美しい映像と共に詩情豊かに描き、忘れ去られたアメリカン・ドリームを彷彿させる。
少女マンガのような展開だが、ハワード監督の手堅い演出が光っている。
評価:★★★★★
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by movie4life | 2009-03-01 00:06 | ハ行

スプラッシュ

c0186202_1261190.jpgニューヨークから500キロ離れたコッド岬。1人の少年が、遊覧船から海へ落ちたところを、人魚に助けられる。
20年後、青年へと成長したアレンは、泥酔したある夜、コッド岬で船をチャーターして沖へと出る。誤って海へ落ちたところを、アレンは美しいブロンドの人魚に成長した彼女と再会する。それ以来、アレンは彼女を忘れなくなってしまう。そんなある日、ニューヨークの街に全裸の美女が現れる。それは、アレンと再会するため、ヒレを足に変えて地上にやってきた彼女だった・・・。

ロン・ハワード監督が、人魚伝説をSF風にアレンジしたロマンチック・ファンタジー。
人魚マディソン役のダリル・ハンナが、とにかく可愛い。彼女自身が演じたと言う、人魚姿で泳ぐシーンは、本当に美しい。
アレン役のトム・ハンクスは、女の子が苦手な青年役を演じている。「天使と悪魔」でもコンビを組む、ハワード監督とハンクスのコンビ第1作目にあたる。
アレンの兄フレディ役の故ジョン・キャンディが、しっかりと脇役で笑わせてくれている。

コメディのパートと人魚を捕まえようとする海洋研究所のシリアス・ドラマのパートが、巧みにミックスされている。また、水をかけられると人魚に戻ってしまうというアイデアが秀逸である。
誰からも愛される、ファンタスティックなラブ・コメディ作品。
評価:★★★★★
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by movie4life | 2009-03-01 00:01 | サ行

ムーラン・ルージュ

1899年、パリの魅惑的なナイトクラブ、ムーラン・ルージュ。パリに来たばかりの作家クリスチャンは、ひょんなことからショーの台本を担当することになる。一方、このクラブの花形スターであり、高級娼婦でもあるサティーンは、女優になるためパトロンを探していた。そんな時、オーナーのジドラーからウースター公爵を紹介される。しかし、ジドラーから言われて客先を覗いたサティーンは、クリスチャンを公爵と勘違いしてしまい、それがきっかけで2人は恋に落ちてしまう・・・。

バズ・ラーマン監督が豪華絢爛に描くミュージカル大作。劇中では、「サウンド・オブ・ミュージック」からビートルズ、エルトン・ジョン、マドンナといった20世紀を代表する曲が、ふんだんに使用されている。
主役のニコール・キッドマンとユアン・マクレガーの意外な歌唱力にも驚かされる。
脇役のキャラクターが濃いのも、いかにもバズ・ラーマン監督作品らしくて楽しい。
評価:★★★★★
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by movie4life | 2009-02-26 00:03 | マ行

ロミオ&ジュリエット

ヴェローナ・シティ。キャピュレット家の仮装パーティーに、長年抗争を繰り広げているモンタギュー家のロミオが潜り込む。そこでロミオは、ひとり娘のジュリエットと運命的な出会いをはたし、彼女に心を奪われる。その夜、キャピュレット家のプールで熱烈に愛を誓い合った2人は、翌日、理解ある神父ロレンスの立会いのもとで、秘密の結婚式を行う。しかし、ロミオはその直後、決闘の末に殺人を犯し、街を追放される。一方、許婚パリスとの結婚が決まり、思いあまったジュリエットは神父に相談し、24時間仮死状態になる薬を服用するが・・・。

ロミオ役のレオナルド・ディカプリオとジュリエット役のクレア・デインズが、悲劇の2人を熱演している。仮想パーティで、鎧を纏ったロミオと天使の羽を付けたジュリエットが、水槽を隔てて出会うシーンは、映画史に残る名シーン。
バズ・ラーマン監督が、シェークスピアの名作「ロミオとジュリエット」を、剣を銃に持ち替えさせて、ケレン味たっぷりに現代に蘇らせたゴージャスな作品。
評価:★★★★★
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by movie4life | 2009-02-26 00:02 | ラ行

英国王 給仕人に乾杯!

1963年、チェコスロヴァキアのプラハ。共産主義体制の監獄から、ヤン・ジーチェが出所する。居住許可を貰ったズデーテン地方の山中の廃屋で、ビールのジョッキを発見した彼は、給仕人として生きた自分の人生を振り返る。
1930年頃、駅でソーセージを売るヤンは、ある紳士に払うべきお釣りを渡しそびれる。そして、田舎町のホテルのパブで給仕人見習いから出発し、あの時お釣りを渡しそびれた、ユダヤ系の行商人のヴァルデンの引き立てで、富豪たちの別荘「チホタ荘」で働き始める。ふとしたきっかけで、「チホタ荘」を去ることになったヤンは、プラハ最高の「ホテル・パリ」の給仕に雇われる。そこで、給仕とは何かを神技のように示す給仕長スクシーヴァネクに出会い、「私は英国王に給仕した」と言われたヤンは、彼を尊敬するようになる。
しかし人生はドンデンがえし。
1938年にドイツがズデーテン地方を併合する。と同時に、ヤンは自分より小柄な、それまでチェコでは少数民族のドイツ人だったズデーテンの少女リーザに宿命的な恋をする・・・。

本作品では、20世紀のチェコ現代史が、幸運と不運のドンデンがえしの、ヤンの人生を通して軽やかに描かれていく。愛と死が同居する人生を過ごした、若いヤン役のイヴァン・ヴァルネフの演技は、チャプリンを思わせる。
現実が悲惨であるが故に、より軽やかに、よりユーモアを持って、この作品を描いたイジー・メンツェル監督の手腕は見事である。
評価:★★★★★
>>公式サイト
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by movie4life | 2009-02-23 00:00 | ア行